Prediction of biochemical cure after adrenal sparing surgery for primary aldosteronism
Project/Area Number |
22K09458
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56030:Urology-related
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
武田 利和 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10383829)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安水 洋太 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (40464854)
松本 一宏 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (80366153)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 原発性アルドステロン症 / 機能温存手術 / 3Dモデル / 超選択的副腎静脈サンプリング / 治癒予測 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、アルドステロン産生に関与する免疫組織学的、分子病理学的解析を全副腎手術症例において網羅的に行い、副腎静脈の分枝からサンプリングを行う超選択的副腎静脈サンプリングデータとともに解析し、部分切除術による治癒予測モデルを構築する。また、3D副腎臓器モデルを用いた術前シミュレーションを行い、原発性アルドステロン症に対する腹腔鏡下副腎部分切除術の術式の確立を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
脳出血や心疾患など生命を脅かす合併症を引き起こす原発性アルドステロン症の中でも、副腎に発生するアルドステロン産生腺腫は外科的治療で治癒が期待できる。標準術式は片側副腎全摘術であるが、申請者は正常副腎を温存する腹腔鏡下副腎部分切除術を行い良好な成績を挙げている。しかし、アルドステロンを産生しない非機能性腺腫や画像診断が不可能なアルドステロン産生細胞クラスターの存在が部分切除術の成績に大きな影響を与える。本研究の目的は腹腔鏡下副腎部分切除術で治癒可能なアルドステロン産生腺腫治癒予測モデルを構築し、3Dモデルを用いた術前シミュレーションによるアルドステロン産生腺腫に対する超低侵襲治療戦略の確立である。 今年度は片側アルドステロン産生腺腫患者のCT画像を、3次元画像解析システム、SYNAPSE VINSENT(富士フィルムメディカル株式会社)を用い3D画像処理を行い、得られたSTLデータを外部に委託し、3Dプリンターを用いて3Dモデルを作成した。3Dモデルを作成する際、CT画像からアルドステロン産生腺腫や正常副腎だけでなく、術中メルクマールとなる血管の抽出も行った。また、アルドステロン産生腺腫、正常副腎、血管をそれぞれ色分けして3Dモデルを作成することにより、術前シミュレーションに役立った。また、部分切除術の適応を決める際は、副腎静脈サンプリング結果より、各枝のアルドステロン・コルチゾール比を計算し、左右比、対側下大静脈比、抑制枝の存在を検討し、泌尿器科、内科、放射線科カンファレンスにて慎重に決定した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度はアルドステロン産生腺腫の症例数が予定より少なかった。しかし、3Dモデルが正確に作成できることを確認するには十分であった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は3Dモデルを正確に作成できることを確認できた。本年度は症例数が増えることが予想されており、計画に近い形で研究を遂行することが可能であると考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)