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Gut-kidney axisを介した夜間多尿の新規治療法確立

Research Project

Project/Area Number 22K09524
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 56030:Urology-related
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

岡田 紘一  大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (30845194)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 福原 慎一郎  大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (20609870)
木内 寛  大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (70403053)
竹澤 健太郎  大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90648015)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Keywords夜間多尿 / 腸内細菌叢 / Gut-Kidney axis
Outline of Research at the Start

本研究では我々がこれまでに確立した夜間多尿動物モデルに対して腸内細菌叢への介入を行う。介入あり群と介入なし群にわけ、夜間尿率を比較する。それぞれの群の腸内細菌叢を解析し、両群の腸内細菌叢がもつ機能や代謝物の違いを明らかにする。両群のマウスの腎組織を採取し、両群間で異なる腸内細菌叢の機能に関連する遺伝子発現の評価を行う。マウスだけでなくヒトにおける腸内細菌叢と夜間多尿の関連の解析も行う。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は腸内細菌叢と腎に相互作用が存在し(Gut-kidney axis)、細菌叢の乱れが夜間多尿の原因であるという仮説をもとに、腸内細菌叢と夜間多尿の関連を明らかにし、Gut-kidney axisを介した夜間多尿の新しい治療法の確立を目的としている。まず腸内細菌叢と夜間多尿の関連を明らかにするために現在、われわれが確立した夜間多尿動物モデルに対して非吸収性の抗生剤内服投与による腸内細菌叢への介入を行い、1日尿量に対する非活動期の尿量(ヒトにおける夜間尿量)の占める割合を評価している最中である。さらに、夜間多尿に関連する因子とされる尿中ナトリウム排泄量の非活動期における割合も評価予定である。
また、ヒトにおける腸内細菌叢と夜間多尿の関連を明らかにするための臨床研究を開始した。対象は泌尿器科で手術を予定され、手術の2日以上前に入院する患者とした。3カ月以内に抗生剤投与歴のある患者は除外することとした。入院後、24時間の排尿日誌を記録し、夜間多尿の有無を評価する。また、手術時の麻酔開始後、抗生剤投与前に直腸スワブを採取し冷凍庫に保存する。大阪大学医学部附属病院の臨床研究倫理審査委員会の承認を得たのちに症例のリクルートを行い、現在検体集積中である。検体集積後に次世代シーケンサーにより直腸スワブ検体から腸内細菌叢を解析予定である。患者を夜間多尿群と無症状群の2群にわ
け腸内細菌叢の多様性や菌種構成の比較を行い、夜間多尿に関連する腸内細菌叢の特徴を明らかにする。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

夜間多尿動物モデルの腸内細菌叢への介入によるNPI(夜間尿量率)の変動が認められず介入方法を検討中であること。また、臨床研究においる症例の蓄積が不十分であること。

Strategy for Future Research Activity

夜間多尿動物モデルの腸内細菌叢への介入方法を新たに検討しNPIの変動を検討する。
また、臨床研究の検体を蓄積後、腸内細菌叢の解析を行う。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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