Project/Area Number |
22K09580
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
北出 真理 順天堂大学, 医学部, 教授 (20266026)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河村 和弘 順天堂大学, 医学部, 教授 (10344756)
村上 圭祐 順天堂大学, 医学部, 准教授 (90597064)
岡田 由貴子 順天堂大学, 医学部, 助手 (50841219)
落合 阿沙子 順天堂大学, 大学院医学研究科, 助教 (30869582)
尾崎 理恵 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (40816708)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | drug free IVA / 早発卵巣不全 / 子宮内膜症 / 卵巣組織凍結 / 自家移植 / 妊孕能温存 |
Outline of Research at the Start |
子宮内膜症性卵巣嚢胞 (EMC: endometrial cyst)は不妊症や早発卵巣不全のリスク因子であり、病巣や手術ダメージによる卵巣予備能低下が懸念される。そこで、腹腔鏡下卵巣嚢胞摘出時に摘出した正常卵巣皮質組織の一部を凍結保存し、将来的に体外受精を複数回行っても卵巣機能不全により妊娠が成立しない場合に、解凍した卵巣皮質組織を細分化して卵管間膜下などに自家移植するdrug free IVAを応用し、初期卵胞発育の促進や妊娠率向上に寄与するか否かを検証する。同時に、基礎研究として、卵巣組織の凍結至適部位の同定やEMCが初期卵胞に与える負の影響の検証も施行する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、基礎研究であるA)子宮内膜症モデル動物を用いた評価と、ヒト検体を用いたB)子宮内膜症が存在するヒト卵巣組織を用いた評価(子宮内膜症患者の手術時に採取した正常卵巣皮質組織を凍結保存し、術後に卵巣機能が低下した症例に、小断片化した解凍卵巣組織を自家移植する方法。同時に、採取した卵巣組織を用いて組織内卵胞の量的・質的評価を行い、至適な採取部位を解析する研究も行う)を、並行して行う予定となっている。 まずB)に着手しているが、現在まで4症例に対して卵巣皮質組織を採取したが、4名とも子宮内膜症の影響で卵巣予備能が既に著しく低下しており、採取した組織中には原子卵胞は皆無であったため、未だ組織の凍結に至っていない。A) 子宮内膜症モデル動物を用いた評価に関しては、現在研究準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
選択した4症例は、子宮内膜症により既に原子卵胞が激減している状態であり、未だ卵巣組織凍結に至っていない(採取した卵巣組織を細切し、100枚以上の連続切片から標本を作製した上で、病理医と共に原子卵胞の有無を確認している)。 今後はさらに症例を増やし、手術時の組織採取法や連続切片の作成法などを調整した上で、上記研究を継続する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
卵巣組織を採取した4症例は全て、子宮内膜症により既にAMH(アンチミューラリアンホルモン)が著明に低下し早発卵巣不全を呈していた。今後は年齢や卵巣機能の制限を設けて症例を厳選し、臨床研究としてのB)子宮内膜症が存在するヒト卵巣組織を用いた評価 を継続する。 さらに、並行して行う予定の基礎研究 A) 子宮内膜症モデル動物を用いた評価 を並行して行い、後者から得られた知見もいかした上で、採取する卵巣組織の部位や深さ、量、採取法などをブラッシュアップしていく。
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