Project/Area Number |
22K09629
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
寺田 信一 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (60861242)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 正美 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (00551748)
大道 正英 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (10283764)
田中 良道 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (10625502)
恒遠 啓示 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (70388255)
佐々木 浩 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (80432491)
藤原 聡枝 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (90707960)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | BNCT / ホウ素中性子補足療法 / 子宮頸癌 / LAT1 / 硼素中性子捕捉療法 / LAT-1 / 同時化学放射線療法 |
Outline of Research at the Start |
副作用が問題の進行子宮頸癌の主治療である同時化学放射線療法は副作用が問題である。硼素中性子補足療法(BNCT)は硼素と中性子の核反応のエネルギーにより硼素を取り込ませた癌細胞を選択的に死滅させる治療法で、副作用の少ない新規治療として期待される。BPA(硼素化合物)は硼素を腫瘍細胞内のみに取り込ませることが可能である。また、LAT1を介した化学療法は従来の化学療法を上回りBNCTとの併用により更なる抗腫瘍効果が期待できる。本研究では子宮頸癌に対する同時化学放射線療法に代わるBNCTとLAT1を介した化学療法を併用する新規治療の臨床応用を目的とした研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
副作用が問題の進行子宮頸癌の主治療である同時化学放射線療は副作用が問題である。硼素中性子補足療法(BNCT)は硼素と中性子の核反応のエネルギーにより硼素を取り込ませた癌細胞を選択的に死滅させる治療法で、副作用の少ない新規治療として期待される。BPA(硼素化合物)は硼素を腫瘍細胞内のみに取り込ませることが可能である。また、LAT1を介した化学療法は従来の化学療法を上回りBNCTとの併用により更なる抗腫瘍効果が期待できる。本研究では子宮頸癌に対する同時化学放射線療法に代わるBNCTとLAT1を介した化学療法を併用する新規治療の臨床応用を目的とした研究である。 研究方法としては ①LAT1が高発現する腫瘍細胞に選択的に高濃度に投与するために、アミノ酸誘導体シスプラチンであるLeu-CDDPを作成し子宮頸癌細胞株での抗腫瘍効果を評価する。 ②BNCT+ Leu-CDDPの抗腫瘍効果の検討するため、子宮頸癌皮下腫瘍モデルマウスにBNCT+ Leu-CDDPを投与し、腫瘍縮小効果を検証する。 ③患者腫瘍を直接マウスに移植するPDX(Patient-Derived Xenograft)に対してBNCT+ Leu-CDDPを投与し、腫瘍縮小効果を検討する。 本年度において、アミノ酸誘導体シスプラチンの作成前にまずin vivoにおけるBNCTの抗腫瘍効果を評価するため、子宮頸癌細胞株(SiHa、Hela)の皮下腫瘍モデルマウス、PDX)マウスに対してホウ素化合物であるBPA(250mg/kg))を腹腔内投与後に中性子照射【5MW、20分)を行い、BNCTの効果をコントロール群(照射無し、BPA投与なし)と比較検討を行った。SiHa細胞の皮下腫瘍モデルマウスにおいてコントロール群と比較し優位に腫瘍増殖抑制効果を認めた。Hela細胞およびPDXマウスに関しては現在評価中であるが概ね同様の結果が得られている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
ホウ素中性子補足療法に関する研究を施行中だが、LAT1を介した化学療法の作成、検証は行えていない状態である。また他の子宮頸癌細胞株(Hela)モデルマウスやPDXマウスの作成が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
Hela細胞による皮下腫瘍モデルマウス、PDXマウスの早期の作成及びBNCTの効果を評価する。 LAT1を介した化学療法の作成を行う。
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