Project/Area Number |
22K09635
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
吉原 弘祐 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40547535)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中岡 博史 公益財団法人佐々木研究所, 附属研究所, 部長 (70611193)
榎本 隆之 新潟大学, 医歯学系, 特任教授 (90283754)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 癌関連遺伝子変異 / 子宮内膜 / オルガノイド |
Outline of Research at the Start |
子宮内膜は、月経により剥奪と増殖を繰り返す再生能の高い組織であるが、その異常は不妊症、月経困難症、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮内膜癌など多岐にわたり、女性のQOLを著しく低下させてしまう。本研究では、子宮内膜における癌関連遺伝子変異の生物学的意義を明らかにすることで、子宮内膜関連疾患の発症メカニズムを解明し、ゲノムデータに基づいた新規予防法の開発を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
子宮内膜は、月経により剥脱と増殖を繰り返す再生能の高い組織であり、その異常は子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮内膜癌など多岐にわたる。これまでに申請者らは、内膜に対するゲノム解析により、①子宮内膜において癌関連遺伝子が腺管単位で体細胞変異を起こしていること、②子宮内膜における遺伝子変異量は加齢や月経回数に比例すること、③子宮内膜では婦人科癌特有の遺伝子変異が正の選択を受けていること、を明らかにしている。そこで、本研究では当科で樹立した単一腺管由来の子宮内膜オルガノイドを用いてCRISPR-Cas9法で癌関連遺伝子変異を導入し、子宮内膜オルガノイドの表現型の変化を評価することで、子宮内膜における癌関連遺伝子変異の生物学的意義を明らかにすることを目的とした。 本年度も、単一腺管由来の子宮内膜オルガノイド樹立を継続した。これまでに5症例15腺管由来の子宮内膜オルガノイドを樹立している。オルガノイドが臨床検体と同一の遺伝子変異情報を反映しているかを検証するため、腺管を分割して、一部でゲノム解析を行い、残りでオルガノイドを樹立した後、ゲノム解析を行った。その結果、単一腺管由来のオルガノイドは、元の腺管でも同じ遺伝子変異であることを確認できた。 また、CRISPR-Cas9法を用いて、正常子宮内膜オルガノイドに対してKRAS G12V, PIK3CA E545K変異を導入し、子宮内膜オルガノイドの表現型の変化を明らかにすることに成功した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ほぼ予定していた研究計画を実施し、研究成果をあげることができている。
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Strategy for Future Research Activity |
Illumina社のTruSeq RNAサンプル調整キットを用い、ライブラリー作成後、ペアエンドRNAシークエンスを行う。得られたFastqファイルを用いてRNAシークエンスデータの品質チェックを行うと同時に遺伝子発現・融合遺伝子を取得する予定である。
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