Project/Area Number |
22K09653
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
高橋 則行 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 研究技術員 (80267450)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 神経特異分子 / 卵成熟 / 卵変性 / 生殖行動 |
Outline of Research at the Start |
神経特異分子の卵巣機能維持における役割を、特に卵変性と卵成熟の間での挙動の差異に注視しつつ解き明かしていく。また、神経毒を用いた実験により卵巣内にとどまらず行動も含めた広い生殖領域の研究を行っていく。得られる知見は、哺乳類の生殖についてより正しく捉える上で重要なばかりか、不妊治療においても有益なものと成りうる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では臨床の不妊治療においても有益と成りうる知見として、神経特異分子の卵巣機能維持における役割を特に卵変性と卵成熟の間での挙動の差異に注視しつつ解き明かし、さらに行動も含めた広い生殖領域において基礎研究を行い、その成果を広く告知することを目指している。神経特異分子のひとつとして計画に掲げたtauについて実験に着手し、卵巣での発現とその制御要因および局在を明らかにする成果を得ており、学会発表および論文投稿を準備している状況である。特筆すべき点として卵においてその他と異なる局在が観察されており、その発現パターンから卵変性および卵成熟過程との関連も示唆された。両者における差異の研究は、網羅的解析において必要となる組織材料を準備している。神経特異分子の発現を制御する因子群が生殖に及ぼす影響の検討については、従来行ってきたIDPNにおいてのさらなる知見を広げているが、今後は計画書に例として挙げすでに購入しているアクリルアミドなどについても同様に研究を進めていく。 計画に沿ってある程度のデータは得られているものの学会発表や論文投稿の形で業績を得られるには至っていないため、実験結果を得るのと同時に発表用にデータをまとめ、論文執筆を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予期せぬ体調不良やPCの故障などにより研究の遂行に遅れが生じたが、よりインパクトファクターの高い雑誌に投稿するには足りないもののうまくまとめれば論文化は可能なデータは効率的に得られているため、実験や環境を整備しつつ学会発表・よりよい雑誌への投稿を目指している。
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Strategy for Future Research Activity |
ある程度データが得られているものについてはその範囲でまとめ期限内に論文化していく。 予定している未消化の実験についてもそのすべてをやり終えるべく最善を尽くす。
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