Project/Area Number |
22K09696
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56050:Otorhinolaryngology-related
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Research Institution | Miyagi Prefectural Hospital Organization Miyagi Cancer Center |
Principal Investigator |
中里 瑛 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 共同研究員 (00767949)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
望月 麻衣 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 研究員 (40726303)
藤盛 春奈 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 研究員 (80882935)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | CD271 / 転写因子 / 下咽頭癌 |
Outline of Research at the Start |
下咽頭癌には主に扁平上皮癌が発生するが、現在まで明らかなdriver geneがみつかっておらず、治療標的に乏しい癌である。本課題では、扁平上皮癌の増殖を制御する因子に着目し、その因子の発現をコントロールすることで、癌の増殖を制御することを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
下咽頭癌には主に扁平上皮癌が発生するが、現在まで明らかな driver gene がみつかっておらず、治療標的に乏しい癌である。申請者らはこれまで下咽頭癌においては CD271 高発現細胞が癌幹細胞であり、悪性度を規定していることを報告してきた。この CD271 を siRNA や CRISPRで発現低下させると腫瘍構築能が失われるため、CD271 発現を低下させられれば腫瘍縮小効果が期待できる。本課題では、まず、CD271 発現維持機構を転写制御の面から明らかにする。CD271が間質に接する面に高発現することに着目し、線維芽細胞や細胞外マトリックスと共培養することで、発現が変化するかを調べ、RNAseq により転写因子を同定し、質量分析を用いて転写複合体の全体を明らかにする。次に、この転写機構が扁平上皮癌においてどのような機能性を持つかをしらべ、複合体の会合メカニズムを明らかにする。本課題の成果から、プロモーター領域を決定し、転写因子の結合阻害剤の開発につなげることができれば、「CD271 発現阻害剤」の開発への道筋となる。 本年度は候補転写因子の決定を行った。siRNAを用いて複数の候補をスクリーニングした。また、それらの転写因子の結合部位の予測を行い、ルシフェラーゼアッセイで確認を試みている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画書に沿って実施している。
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Strategy for Future Research Activity |
計画書に従って研究を前進させる。
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