Project/Area Number |
22K09770
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56060:Ophthalmology-related
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
中馬 秀樹 宮崎大学, 医学部, 准教授 (20244204)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
日高 貴子 宮崎大学, 医学部, 助教 (00751140)
池田 康博 宮崎大学, 医学部, 教授 (20380389)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 正常眼圧緑内障 / アドレノメデュリン / 短後毛様動脈 / ミオグラフ / 虚血性視神経症 / アドレノメヂュリン |
Outline of Research at the Start |
申請者のグループは、虚血性視神経症(Non-arteritic ischemic optic neuropathy, NAION)のラットモデル(rodent model of NAION,以下rNAION)を作成できる。 緑内障には眼圧を十分に下げても進行する例が存在し、慢性的な短後毛様体動脈の血流低下に起因するとされている。 今回は、rNAIONの作成法を応用し、慢性的な短後毛様体動脈の血流低下を生じさせ、眼圧に寄与しない正常眼圧緑内障ラットモデル(rodent model of normal tension glaucoma,以下rNTG)を作成し、アドレノメデュリンの有用性を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
1.正常眼圧緑内障ラットモデルの作成(1)ベースラインとしての時間、日単位の定期的なラットの眼圧測定を行い、視神経乳頭の写真記録を行った。2)正常眼圧緑内障ラットモデルの作成前段階としてラット虚血性視神経症(rNAION)を作成した。介入操作として、まずローズベンガル(Rose Bengal, RB)液 (2.5 mM, 1 ml/kg) をラットの尾静脈より静注し、 その後左眼のみに視神経乳頭に514 nmアルゴングリーンレーザーを12秒間照射した。その後にレーザーのエネルギー量、照射時間を少なくして血流を低下させ、乳頭腫脹をしょうじさせない程度を模索した。視神経乳頭の写真記録、蛍光眼底造影検査所見、血管鋳型標本、光干渉断層検査(OCT)による網膜神経線維層厚の測定を試みた。 2.アドレノメデュリンの白色家兎単離短後毛様動脈に対する作用とその機序 虚血性視神経症の責任血管であるとされる、白色家兎の単離短後毛様動脈に対するアドレノメデュリンの作用を、ミオグラフを用いて薬理学的に検討した。高カリウム液や、アドレナリン投与により収縮させた単離短後毛様動脈にアドレノメデュリンを投与し、血管弛緩作用および、濃度依存性があるかどうか、その持続時間を検討した。アドレノメジュリンは単離家兎後毛様動脈を弛緩させた。アドレノメジュリン濃度を変化させたときの血管弛緩作用から、アドレノメジュリンは濃度依存に血管を弛緩させることが分かった(n=9)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床的に多忙で、十分な時間を実験にかけることができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
(1)ベースラインとしての時間、日単位の定期的なラットの眼圧測定をより多く、安定して測定できるようになる。加えて視神経乳頭の写真記録、蛍光眼底造影検査所見、血管鋳型標本、光干渉断層検査(OCT)による網膜神経線維層厚の測定、HRTによる視神経乳頭リム面積の測定、組織標本による神経節細胞の減少、神経線維層厚の減少、網膜外層の保存、蛍光顕微鏡を用いた網膜神経節細胞の観察、数の測定、網膜電図(ERG)、視覚誘発電位(VEP)、Scotopic Threshold Response(STR)の測定を行い、記録する。 (2)正常眼圧緑内障ラットモデルの作成 視神経乳頭の緑内障性の形態の変化を確認するため、視神経乳頭の写真記録、蛍光眼底造影検査所見、血管鋳型標本、光干渉断層検査(OCT)による網膜神経線維層厚の測定、HRTによる視神経乳頭リム面積の測定、組織標本による神経節細胞の減少、神経線維層厚の減少、網膜外層の保存、蛍光顕微鏡を用いた網膜神経節細胞の観察、数の測定を行う。続けて、視神経の機能を調べるため、ERG、VEP、STR)の測定を行い、記録する。それぞれ、正常ラットのベースラインとの比較、NTGとの相同性の比較を行う。また、安定したモデルが作成されるための適正なローズベンガル液の濃度、量、アルゴングリーンレーザーのパワー、照射時間も検討する
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