PLAG1 and HMGA2 Gene Rearrangements in Salivary duct Carcinoma - Preclinical Study of Novel Molecular Target Therapy -.
Project/Area Number |
22K09938
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57020:Oral pathobiological science-related
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
宮部 悟 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (40534582)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長尾 徹 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (90261007)
草深 公秀 地方独立行政法人静岡県立病院機構静岡県立総合病院(救急診療部、循環器病診療部、がん診療部、臨床診療部, 病理学部, 医長 (20368228)
石橋 謙一郎 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (80714609)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 唾液腺癌 / 分子病理学 / 遺伝子異常 / 融合遺伝子 |
Outline of Research at the Start |
Salivary duct carcinoma (SDC)は高率に再発転移をきたし,予後不良な高悪性度唾液腺癌である。近年SDCCの50%に唾液腺良性腫瘍Pleomorphic adenoma (PA)の特異的遺伝子異常であるPLAG1またはHMGA2遺伝子再構成が報告された。これはSDCがPAから発生した可能性を示すもので,PLAG1 または HMGA2遺伝子再構成を伴うSDCはPLAG1 or HMGA2再構成陰性のSDCと異なる腫瘍動態をもつ可能性が高い。本研究課題はPLAG1 および HMGA2再構成を分子マーカーとしてSDCを細分化し,新規悪性度分類を構築することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の先行研究課題である基盤研究C(19K10081)「多形腺癌(PAC)における新規遺伝子異常の臨床病理学的解析と分子標的治療法の確立」は最終的に以下の英論文としてまとめるに至った(Salivary gland polymorphous adenocarcinoma: Clinicopathological features and gene alterations in 36 Japanese patients.J Oral Pathol Med. 2022 Sep;51(8):710-720. doi: 10.1111/jop.13336)。全国12施設より収集した36例の多型腺癌 (polymorphous adenocarcinoma: PAC)を対象とし、臨床病理学的特徴と特有な遺伝子異常(PRKD1 E710DとPRKD1/2/3,ARID1A,DDX3X遺伝子再構成)について検討した.【結果】全PAC36例の全生存期間(10年)は92.9%で、局所再発と頸部リンパ節転移率は共に23.3%だった. PAC関連遺伝子異常を20例(55.6%)で認めた.その内訳としては、PRKD1 E710Dは4例、PRKD1/2/3,ARID1A,およびDDX3X遺伝子再構成は17例で認めた.単変量解析でARID1A分離 はDFSの有意な低下を認め(P = 0.018),多変量解析で独立危険因子であった(P = 0.004).PAC類似唾液腺腫瘍にこれらの遺伝子異常は認めなかった.【結論・考察】本邦におけるPACの臨床病理学的特徴とPAC関連遺伝子再構成率は欧米におけるものと同等であり,本研究によりPAC関連遺伝子異常の臨床病理組織学的診断と予後における重要性が示唆された. 本先行研究の要旨は第66回日本唾液腺学会学会総会・学術大会(2022年12月)で一部を報告し、さらに第67回日本口腔外科学会総会・学術大会(2022年11月)では詳細を報告したことによりポスター発表賞を獲得した。 本研究課題(22K09938)では解析する唾液腺導管癌と多形腺腫由来癌(唾液腺導管癌)の収集を進めており、それぞれ48例、40例を収集するに至っている。それぞれのPLAG1/HMGA2遺伝子再構成を確認するべく、順位FISH解析を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ禍の影響の残る症例収集先の施設でのIRBが遅延していることから、若干の収集遅延が生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
予定している唾液腺導管癌および多形腺腫由来癌(唾液腺導管癌)それぞれ60例の症例収集を目標に、各病院のIRBを出来るだけ急いで行うべく共同研究者に働きかける予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)