Project/Area Number |
22K09975
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57030:Conservative dentistry-related
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Research Institution | THE NIPPON DENTAL UNIVERSITY COLLEGE AT NIIGATA |
Principal Investigator |
宮崎 晶子 日本歯科大学新潟短期大学, その他部局等, 教授 (50240271)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 優 日本歯科大学新潟短期大学, その他部局等, 教授 (80339465)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 眼球運動 / 視知覚パターン / 歯科衛生士教育 / 学習評価 |
Outline of Research at the Start |
現在の教育現場ではオンラインと対面授業の中で、学習効果を最大限発揮させるために学習項目に特化した視覚素材の活用と実技を含めた評価、そしてフィードバックが重要であり、学習効果や学習評価、またフィードバックの有効性などの分析を行うには客観的評価ができる眼球運動の軌跡解析が有用である。本研究では、「器具の受け渡し」動作を実験モデルとし、オンライン・対面授業で行ったデモンストレーション観察および実技試験時の歯科衛生士学生の眼球運動を測定し、その視知覚パターンを比較・解析することで、学習効果の因子分析を行うと同時にフィードバックが評価にどのような影響を及ぼすか明らかにし、効果的な学習システムを確立する。
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Outline of Annual Research Achievements |
歯科衛生士教育において、「器具の受け渡し」のデモンストレーションを実験モデルとし、オンライン授業による動画を観察している学習者群(オンライン授業群)と、実習室にて少人数で観察している学習者群(実習室群)の眼球運動の軌跡を測定し、視知覚パターンを分析することを目的に令和4年度はその準備を行った。実験の効率化を図るため、研究対象者ではない被験者2名に協力してもらい、オンライン授業群と実習室群を想定してプレテストを行った。その際、オンライン授業群はリアル配信ではなく、事前に作成した動画を見せることにした。実習室群では、学習者役にあらかじめ観察場所を自由に選んでもらい、その位置で観察をしてもらった。 また、デモンストレーションの観察同様に、実技練習をしている時の眼球運動の軌跡測定についても検討を行った。実習室群は、複数人数(10名以下)で練習をしている場合がよいか、一人で練習している場合で想定を行う方がよいのか検討を行った。 さらに次の段階ではデモンストレーション内容と同様の学習項目についてOSCE形式で採点を行うため、評価基準についても検討を行った。その際も同時に眼球運動の測定を行い、視線の軌跡から視知覚パターンを分析し、オンライン授業群と実習室群のOSCEの採点と視知覚パターンの関連性を比較できるかどうか検討を行った。 以上のプレテストおよび動画(視覚素材)から令和4年度は実験方法の確立を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
申請した計画段階では、オンライン授業群と実習室群を2人一組で実施する予定であったが、プレテストの段階でネット環境の不具合で同時スタートができない状況が発生した。そのため、再度計画の見直しを行い、事前に視覚素材を作成して別々で実施するよう、計画を一部変更することとなった。 また、実技練習時の設定もコロナ緩和の社会情勢も踏まえ、実習室群では『複数の学習者の中で練習を行う』設定に変更したため、計画に遅れが生じた。 このように実験開始が遅れたことにより、当初想定した学習者自体の学習深度が変わり(前学期実施予定が後学期に連れてしまったため)、令和4年度第1学年を研究対象者とすることができなくなり、令和5年度第1学年を研究対象者とすることとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
1)オンライン授業群または実習室群のインストラクターによるデモンストレーションの観察を行っている時と実技練習を行っている時の学習者の眼球運動の測定を行い、視知覚パターンの違いを比較・解析する。 2)デモンストレーションが終わった後の練習時の学習者の眼球運動の測定を行い、視知覚パターンの違いを比較・解析する。 3)デモンストレーション内容と同様の学習項目についてOSCE形式で採点を行う。同時に眼球運動の測定を行い、視線の軌跡から視知覚パターンを分析し、遠隔授業群と実習室群のOSCEの採点と視知覚パターンの比較を行う。さらにフィードバック後に同様の評価を行い比較する2群の評価の高い学習者の視知覚パターンから、効果的な指導法を導き出す。
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