Project/Area Number |
22K10049
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
後藤田 章人 北海道大学, 大学病院, 講師 (70466465)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 泰彦 北海道大学, 歯学研究院, 教授 (90200617)
三上 紗季 北海道大学, 大学病院, 助教 (70704477)
白井 未來 (斎藤) 北海道大学, 歯学研究院, 助教 (80754613)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | ブラキシズム / 咀嚼筋 / 筋電図 / 発話 |
Outline of Research at the Start |
近年,日中覚醒時ブラキシズム(以下AB)が非常に注目されており,その実態解明が求められている.その検査法として,ウェアラブル筋電計による筋電図検査が期待されているが,日常生活下の咀嚼筋活動にはブラキシズム以外の機能的な筋活動も含まれ,両者の識別が必要である.だが,それについての考え方は議論されておらず,ABの検査法,特に解析法は確立されていない.発話時の筋活動量の程度などを測定し評価するためには,まず日中のあらゆる咀嚼筋活動の筋電図波形の中から発話時を識別することが必要となる. 本研究では,筋電図の波形処理の方法によりABと発話時を識別するアルゴリズム構築に挑戦する.
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Outline of Annual Research Achievements |
ブラキシズムの測定は,以前は夜間睡眠時のものを専用検査室にて測定する方法が中心であったが,近年は,日中覚醒時ブラキシズム(以下AB)についても注目されるようになり,その実態解明が求められるようになった. その検査法として,ウェアラブル筋電計によるものが期待されているが,日常生活下の咀嚼筋活動にはブラキシズム以外の機能的な筋活動も含まれ,両者の識別が必要である.だが,それについての考え方は議論されておらず,ABの検査法,特に解析法は確立されていない.発話時の筋活動量の程度などを測定し評価するためには,まず日中のあらゆる咀嚼筋活動の筋電図波形の中から発話時を識別することが必要となる.本研究では,筋電図の波形処理の方法によりABと発話時を識別するアルゴリズム構築に挑戦する. 本研究の方法の主な項目として,1)筋電図および発話音量の計測,2)発話時識別プログラムの作成,3)提案手法の検証,を計画している. これらのうち,1)筋電図および発話音量の計測,について必要となる,超小型筋電計,マイク,パソコン等の機器を購入し,動作確認を行った.マイクで音声を収集しパソコン上の解析ソフトにて波形化ができることを確認した.今後は音声データと筋電図データとの同期化の方法を検討を行い,以後の項目へ進む予定である. また,これらの機器を用いて被験者に行う測定の研究計画をまとめ,北海道大学病院生命・医学系研究倫理審査委員会に研究倫理申請書を提出し,現在審査を受けている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
計測に必要な機器の購入と動作確認はできたが,音声データと筋電図との波形の同期化の方法やそれらの同時測定のためのプロトコール作成までは進行できていない.
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Strategy for Future Research Activity |
音声と筋電図の同時計測のための同期化の方法や,測定のためのプロトコール作成を進める.また,研究の倫理審査が承認されれば,ボランティア募集のための広告作成,ボランティアの募集・計測を計画している.
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