Project/Area Number |
22K10083
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
小林 琢也 岩手医科大学, 歯学部, 教授 (50382635)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中谷 敬明 岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (60438083)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 口腔機能 / f-MRI / 1H-MRS撮像 / 脳内伝達物質 / 脳活動 / 脳機能 / fMRI / MRS |
Outline of Research at the Start |
本研究では、「口腔機能活動は脳内の代謝物質を変動させ神経細胞の活動と維持に影響を及ぼす」との仮説をたて、ニューロンの消失やニューロン機能の低下を反映していると考えられている脳内伝達物質(N-acetylaspartate (NAA))や興奮性神経伝達物質(Glutamate:グルタミン酸)に着目し、ヒト生体脳で口腔機能活動によって脳血流量が変化する脳部位で代謝物質の変動を計測し、口腔機能活動が脳機能活動に及ぼすメカニズムを検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、ニューロンの消失やニューロン機能の低下を反映していると考えられている脳内伝達物質(N-acetylaspartate (NAA))や興奮性神経伝達物質(Glutamate:グルタミン酸)に着目し、ヒト生体脳で口腔機能活動によって脳血流量が変化する脳部位で代謝物質の変動を計測し、口腔機能活動が脳機能活動に及ぼすメカニズムを明らかにすることを目的に行っている。 これまで、被検者の抽出を行い①患者評価:基本情報 / OHIP / 満足度・咀嚼評価 / 栄養状態の確認。②口腔内診査:義歯診査 / 顎堤診査 ( 日本補綴歯科学会診査用紙 )③口腔機能評価:顎運動分析装置 / 筋電図 / 咀嚼能力 (グルコースグミ) / 摂取可能食品評価 / 咬合力の基礎的なデータの収集を行ってきた。これに加え、体水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪などの体組成を現在計測している。 基礎的データの収集を終えたところで、超高磁場7T-MRIを用いて磁気共鳴機能画像法(fMRI)で口腔機能時(咀嚼、舌運動、嚥下運動)による脳の機能局在を同定を行い、同定された脳部位を関心領域(運動野、海馬、視床、大脳基底核、前頭前野の予定)とし、生体内における代謝産物を非侵襲的に測定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究開始当時にCovid-19の影響で被験者が集められなかったこと、実験施設の使用制限があったことが、現在までの研究進捗に影響しており遅延が生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
超高磁場7T-MRIを用いて磁気共鳴機能画像法(fMRI)で口腔機能時(咀嚼)による脳の機能局在を関心領域(運動野、海馬、視床、大脳基底核、前頭前野)とし、生体内における代謝産物を非侵襲的に測定する。 関心領域で、1H-MRS撮像を行い、口腔機能前と後の脳内代謝物質の変化を観察していく。
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