Project/Area Number |
22K10092
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
横山 政宣 東北大学, 歯学研究科, 大学院非常勤講師 (20396500)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 啓一 東北大学, 歯学研究科, 教授 (30178644)
小川 徹 東北大学, 歯学研究科, 准教授 (50372321)
白石 成 東北大学, 歯学研究科, 助教 (60585355)
日原 大貴 東北大学, 歯学研究科, 助教 (60781292)
互野 亮 東北大学, 大学病院, 助教 (80845876)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 嚥下機能 / 臼歯部欠損補綴 / 自発性嚥下 / 随意性嚥下 |
Outline of Research at the Start |
検討1 片側性遊離端欠損患者:使用中のRPD装着,非装着,実験用RPD(咬合接触なし)装着時の自発性嚥下と随意性嚥下時の機能評価 検討2 両側性遊離端欠損患者:使用中のRPD装着,非装着,実験用RPD1(両側咬合接触なし)装着,実験用RPD2(片側咬合接触なし)装着時の自発性嚥下と随意性嚥下時の機能評価以上を実施することで,RPD装着が咀嚼・嚥下機能に与える影響,自発性嚥下と随意性嚥下の違いの検討,咬合接触の有無(食物の粉砕以外の要素の影響)の検証,その結果を基に咀嚼・嚥下障害の早期発見,新たな嚥下機能評価指標を考察する.
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Outline of Annual Research Achievements |
臼歯部欠損症例患者への補綴処置である可撤性部分床義歯(RPD)が咀嚼に与える影響についての研究は多く存在するが,RPD装着が嚥下機能に及ぼす影響についての研究報告は少ない.特に意識下の嚥下(随意性嚥下)と無意識での嚥下(自発性嚥下)を考慮して検討した報告はない.本研究は、片側・両側遊離端欠損症例において,RPD装着,RPD非装着時における咀嚼とそれに続く嚥下の評価を,上記の2つの条件下にて比較検討し,RPD装着によりもたらされる形態的な回復が咀嚼から嚥下までの一連の機能に及ぼす影響について明らかにすることを目的とする. R4年度は、健常成人有歯顎者10名(男性8名,女性2名)にて随意性嚥下と自発性嚥下の違いについて検討を行った.被験筋として咀嚼運動の指標に両側の咬筋,嚥下運動の指標に顎二腹筋前腹,被験者5名については片側のオトガイ舌筋の活動記録も行った.オトガイ舌筋活動は被験者ごとにカスタムメイドの固定装置に銀ボール電極を装置の舌側床縁に組み込んで口腔内より測定した.被験食品に2g,4gの固形食品のクッキーと半固形食品の豆腐を使用した.被験食品性状,被験食品量を変化させた際の嚥下様式(自発性嚥下と随意性嚥下)による違いを,咽頭期の各被験筋の活動量と活動時間や開始時間,オトガイ舌筋~嚥下終了時間を指標として比較検討を行った.現在それぞれの要因に関連した詳細なデータ解析・統計解析を行っている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
R4年度は、健常者にて随意性嚥下と自発性嚥下の違いについての実験を被験者10名について遂行し、実験データを解析中であるが順調に進展している.
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Strategy for Future Research Activity |
今後は,筋電図のデータ解析および未施行の被験者の計測実験を行う. 後半では,臼歯部欠損症例患者への補綴処置である可撤性部分床義歯(RPD)が咀嚼に与える影響について,被験者の募集および事前の嚥下スクリーニング検査を行い,選定を行う。その後、本実験に向け,実験用RPDの製作のための印象採得や咬合採得を行い,RPD製作を行う.評価は,摂取可能食品アンケート表や嚥下スクリーニングツール(EAT-10),口腔関連QoL評価(OHIP-J49),咽喉頭異常感の質問票(GETS-scale)にて,自覚症状の調査を行う.また咀嚼機能ならびに舌圧の評価としてはRPD非装着,RPD装着,実験用RPD装着時の咀嚼能力検査(グルコース溶出量試験),舌圧測定,Dental Prescale Ⅱ(GC,東京)で咬合力測定,顎運動計測装置(ARCUS digma, KaVo)にて下顎運動測定を実施する.嚥下機能の評価は,嚥下内視鏡検査および表面筋電図を用いて定性的な評価を行う.
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