高齢者におけるレミマゾラムの麻酔導入時血圧変動への影響-ランダム化比較試験-
Project/Area Number |
22K10139
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
北條 敬之 北海道大学, 大学病院, 助教 (60756691)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 幸文 北海道大学, 大学病院, 講師 (00292037)
藤澤 俊明 北海道大学, 歯学研究院, 名誉教授 (30190028)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 導入時低血圧 / レミマゾラム / プロポフォール / 全身麻酔 / 高齢者 |
Outline of Research at the Start |
全身麻酔における低血圧の大部分は導入時に発生することが報告されている。また、加齢は全身麻酔導入時低血圧のリスク因子であり、全身麻酔時の低血圧は、様々な術後合併症との関連が報告されているため、予防策を考えることは麻酔科医にとって大きなテーマである。 レミマゾラムは日本で発売が開始されてまだ日の浅いベンゾジアゼピン系の新しい全身麻酔薬である。ベンゾジアゼピン系薬剤の特徴として、循環動態の安定性が高いことが知られている。 そこで本研究では、高齢者におけるレミマゾラムとプロポフォールによる全身麻酔導入時の血圧変動への影響をランダム化比較試験により検討し、高齢者にとって安全な全身麻酔導入の確立を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
全身麻酔における導入時低血圧は発生率20%程度とよく遭遇する術中合併症の一つである。また、加齢(高齢者)は全身麻酔導入時低血圧のリスクファクターであることが報告されているため、高齢者ではより注意が必要である。全身麻酔時の低血圧は、術後の死亡率、心筋障害、急性腎障害など様々な術後合併症との関連が報告されている。そのため、術中低血圧の予測因子に関する研究もおこなわれており、全身麻酔の導入に現在最も使用頻度の高い薬剤であるプロポフォールも原因の1つとして挙げられている。レミマゾラムは2020年8月から日本で発売が開始されたベンゾジアゼピン系の新しい全身麻酔薬である。ベンゾジアゼピン系薬剤の特徴として、循環動態の安定性が高いことが知られている。しかし、高齢者においてレミマゾラムが全身麻酔導入時の血圧変動に与える影響についての報告は見当たらない。そこで本研究では、高齢者におけるレミマゾラムとプロポフォールによる全身麻酔導入時の血圧変動への影響をランダム化比較試験により検討し、高齢者にとって安全な全身麻酔導入の確立を目的とした。 今年度は、当初の予定通り、高齢者におけるレミマゾラムとプロポフォールの導入時血圧変動への影響の比較についてのデータを収集できている。次年度も引き続きデータを収集し、データが予定数集まり次第、解析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度はおおむね順調に解析用データの収集ができているため
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Strategy for Future Research Activity |
次年度も引き続きデータを収集し、データが予定数集まり次第、解析を行う予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)