Tooth regeneration by molecular targeted therapy using USAG-1 as a target molecule
Project/Area Number |
22K10185
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
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Research Institution | The Tazuke Kofukai |
Principal Investigator |
高橋 克 公益財団法人田附興風会, 医学研究所 保健・健康研究部, 研究主幹 (90314202)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 抗体製剤 / 歯の再生 / 第3生歯 / USAG-1 / 第3生歯 |
Outline of Research at the Start |
AMED創薬支援推進事業、難治性疾患実用化研究事業の支援にて開発に成功し、知財も取得したUSAG-1中和抗体は、野生型マウスに投与することで、完全な形の新しい歯を再生することを確認しました。更に乳歯と永久歯を有する2生歯性で歯式もヒトと類似しているフェレットにおいて、生後にUSAG-1の中和抗体を投与すると、永久歯の後継歯(第3生歯)を誘導できることを確認しました。そこで本研究の学術的問いは、USAG-1中和抗体による第3生歯の誘導は、通常の後天的な欠損歯に対する歯の再生治療に展開することができるのか、という点です。
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Outline of Annual Research Achievements |
希少疾患先天性無歯症患者に対する先天欠如した永久歯の再生に関して、ヒト化抗USAG-1抗体の最終開発候補物TRG035を用いた安全性試験、血中薬物動態試験、臨床治験グレードのGMP製剤の開発等の前臨床試験は順調に進捗している状況です。現在のところ、次年度の臨床試験開始を目指しています。先天性無歯症マウス・ビーグル等の複数のモデル動物実験系では、欠如した永久歯の再生がすべて単回投与で有効性が確認されています。今回使用したUSAG-1中和抗体は、知財を取得済の5種類のマウス抗USAG-1抗体の中で、すでに16mg/kg複数回投与で有効性が確認された検討済で、論文報告を行っていない抗体に関して検討しました。現在のところ、フェレットの投与による第3生歯形成を確認する実験系において、今回新たに検討した抗体においてもすでに報告済抗体と同様に、単回投与で第3生歯の再生に関して、効果を確認することができませんでした。そこで、投与抗体濃度をこれまで先天性無歯症モデル動物の先天欠如した永久歯の再生において、単回投与にて用いてきた16mg/kgから32mg/kg, 48mg/kgと各2倍、3倍の濃度も検討しましたが、投与濃度を上げても現在のところ単回投与で明らかな有効性は確認されていません。また、第3生歯再生に必須の第3歯堤の残遺している時期を考慮し、投与時期に関しても、生後3週、5週、7週においてそれぞれ単回投与を行いましたが、異なる投与時期においても同様に、有効性を確認することはできませんでした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
申請書に記載した様に、知財を取得した各USAG-1抗体を用いて2022年度は、予定している①2生歯性のフェレットを用いた歯堤の退縮の時期の検討と②2生歯性のフェレットを用いたUSAG-1中和抗体の第3生歯形成の至適濃度、投与時期、投与頻度の検討を施行することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2生歯性モデル動物としてフェレットに加えて、ヒトに近い霊長類のカニクイザルの使用を検討する。必要となる研究経費が増大するため、本予算に加えてAMED等の大型予算の獲得を目指すとともに、産官学連携を積極的に推進する。また、申請書に記載した様に、知財取得した5個の各USAG-1中和抗体単独投与にて有効性が低い場合は、抗体同士の併用 による抗体のカクテル療法や、すでに有効性の確認されたUSAG-1siRNA(核酸製剤)の併用等の新たな方法も検討する。
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Report
(1 results)
Research Products
(11 results)