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口腔顔面痛の治療成績を向上する試み-照明の照度・色調は治療成績に影響するのか?-

Research Project

Project/Area Number 22K10220
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

桃田 幸弘  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (00304543)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高野 栄之  徳島大学, 病院, 特任助教 (30380091)
可児 耕一  徳島大学, 病院, 助教 (60709583)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Keywords口腔顔面痛 / 自律神経機能 / 室内照明 / 照度 / 色調
Outline of Research at the Start

本研究は、室内照明の照度・色調によって自律神経機能を調整し、口腔顔面痛に対する直線偏光近赤外線星状神経節近傍照射療法の治療成績を向上する試みである。さらに、新規治療マーカーであるディファレンシャル パラメーターを用いた心拍変動解析によって口腔顔面痛の治療過程における詳細な病態解析を行うものである。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、1)口腔顔面痛患者の自律神経機能に対する室内照明の照度・色調の影響を検討する、2)SGRの治療成績に対する室内照明の照度・色調の影響を検討する、3)新規治療マーカーであるDパラメーターを用いたHRV解析によって口腔顔面痛の治療過程における病態を解析することである。
前年度(令和4年)は、1)口腔顔面痛患者の自律神経機能に対する室内照明の照度・色調の影響を検討した。SGR治療装置、HRV解析装置、高照度照明装置、照度計および青色光遮断レンズを使用し、口腔顔面痛(特発性歯痛・顔面痛、顎関節症Ⅴ型、舌痛症など)と診断され、本研究に同意した者を対象とした。基本的には歯科口腔外科外来処置室の一般照明用の蛍光灯と高照度照明装置を使用した。すなわち、照度は蛍光灯の点灯数と距離によって調整し(高照度:3000ルクス、中等度:700ルクス、低照度:120ルクス)、色調は青色光遮断レンズを用いて対応した。 結果、口腔顔面痛患者の自律神経機能に対して室内照明の照度・色調が影響することを確認した。
当該年度(令和5年)は、2)SGRの治療成績に対する室内照明の照度・色調の影響を検討した。研究環境ならびに研究対象は前年度と同一であった。SGRは出力5.0 W、パルス照射、3分照射、10回施行した。結果、SGRの治療成績に対して室内照明の照度・色調が影響することを確認した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本研究の目的は、1)口腔顔面痛患者の自律神経機能に対する室内照明の照度・色調の影響を検討する、2)SGRの治療成績に対する室内照明の照度・色調の影響を検討する、3)新規治療マーカーであるDパラメーターを用いたHRV解析によって口腔顔面痛の治療過程における病態を解析することである。
前年度(令和4年)は、1)口腔顔面痛患者の自律神経機能に対する室内照明の照度・色調の影響を検討した。SGR治療装置、HRV解析装置、高照度照明装置、照度計および青色光遮断レンズを使用し、口腔顔面痛(特発性歯痛・顔面痛、顎関節症Ⅴ型、舌痛症など)と診断され、本研究に同意した者を対象とした。基本的には歯科口腔外科外来処置室の一般照明用の蛍光灯と高照度照明装置を使用する。すなわち、照度は蛍光灯の点灯数と距離によって調整し(高照度:3000ルクス、中等度:700ルクス、低照度:120ルクス)、色調は青色光遮断レンズを用いて対応した。 結果、口腔顔面痛患者の自律神経機能に対して室内照明の照度・色調が影響することを確認した。当初の想定通り、口腔顔面痛患者の自律神経機能は高照度かつ青色光の室内照明下で交感神経優位であった。
当該年度(令和5年)は、2)SGRの治療成績に対する室内照明の照度・色調の影響を検討した。研究環境ならびに研究対象は前年度と同一であった。SGRは出力5.0 W、パルス照射、3分照射、10回施行した。結果、SGRの治療成績に対して室内照明の照度・色調が影響することを確認した。当初の予定通り、SGRの治療成績は高照度かつ青色光の室内照明下で良好であった。

Strategy for Future Research Activity

本研究の目的は、1)口腔顔面痛患者の自律神経機能に対する室内照明の照度・色調の影響を検討する、2)SGRの治療成績に対する室内照明の照度・色調の影響を検討する、3)新規治療マーカーであるDパラメーターを用いたHRV解析によって口腔顔面痛の治療過程における病態を解析することである。
次年度(令和6年)以降は、3)新規治療マーカーであるDパラメーターを用いたHRV解析によって口腔顔面痛の治療過程における病態を解析する。SGR治療装置、HRV解析装置、高照度照明装置、照度計および青色光遮断レンズを使用し、口腔顔面痛(特発性歯痛・顔面痛、顎関節症Ⅴ型、舌痛症など)と診断され、本研究に同意した者を対象とする。基本的には歯科口腔外科外来処置室の一般照明用の蛍光灯と高照度照明装置を使用する。すなわち、照度は蛍光灯の点灯数と距離によって調整し(高照度:3000ルクス、中等度:700ルクス、低照度:120ルクス)、色調は青色光遮断レンズを用いて対応する。SGRは出力5.0 W、パルス照射、3分照射、10回施行する。HRV解析は指尖部にセンサーを装着し、機器を作動させる(所要時間約3分)。既存のパラメーター値からDパラメーター(D Mean HRT、D SDNN、D RMSSD、D PSI、D TP、D VLF、D LF、D HF、D LF norm、D HF norm、D LF/HF)値を算出する。これらを治療前後で比較し、統計学的に検討する。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

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Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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