Project/Area Number |
22K10299
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57080:Social dentistry-related
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
苅部 洋行 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (50234000)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
肥田 道彦 日本医科大学, 医学部, 准教授 (60434130)
田中 聖至 日本歯科大学, 生命歯学部, 准教授 (00350166)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 歯科恐怖 / 脳神経メカニズム / NIRS / 視線計測 / Virtual Reality / fMRI / デジタル療法 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、歯科治療における仮想現実(Virtual Reality, VR) での脳活動と視線の動きを光トポグラフィー(Near-infrared Spectroscopy, NIRS) と視線計測装置を用いて同時に測定し、VR空間での歯科治療で患者が受ける精神的ストレスによる脳神経回路の活動パターンと視知覚パターンを評価し、歯科恐怖を改善するための効果的なデジタル療法プログラムを確立する。
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Outline of Annual Research Achievements |
1) VR視覚刺激課題の作製 前年度に実施した歯科治療に関する画像に対する情動評価の結果に基づいて、恐怖や嫌悪感の強い素材の選択を行った。さらに嫌悪感の強い素材に加えて、嫌悪感の弱い素材も選択することで、歯科治療時に嫌悪感を抱く素材を含む動画と中性動画を作製した。これらの動画映像をVRゴーグルで視聴する環境を整えることで、あたかも歯科医院にて治療を体験しているような状況をシミュレートすることが可能となった。 2) 対象者の選択と心理テストの実施 本研究に同意が得られた20歳~50歳の健康成人12名(女性11名、男性1名)を対象者とした。歯科恐怖の評価は国際的標準尺度であるDental Fear Survey を採用した。さらに、Dental Beliefs Survey、歯科治療に関する経験の質問票、歯科治療に対するコーピング質問票、吐き気に関する評価スケール、健康関連QOL、心理性格特性、ストレス対処傾向を自己記入式の心理テストを用いて評価した。 3)VR視覚刺激課題の実施 NIRS計測のデザインはブロックデザインとし、課題呈示のブロックと安静条件を交互に繰り返し実施した。視覚刺激課題ではVRゴーグルに刺激映像あるいは中性映像が順次呈示され、対象者がVR視聴中の脳活動をNIRSで測定し、同時に視線情報を視線計測装置で記録した。さらに各課題の終了時には、研究対象者の視線による情動評価を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
VR視覚刺激課題を作製し、VRゴーグルでの視聴中のNIRS計測と視線計測の実施が可能となった。現在まで健康成人12名のデータを収集しており、今後さらにデータ数を増やしていくことが可能である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はさらに多くの健康成人をリクルートして、VR空間での視覚刺激課題視聴時の脳活動と視線計測を実施して、データ数を増やしていく。今後は、男性のデータ数を増やすことで、性差についても検討する予定である。
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