Project/Area Number |
22K10602
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58040:Forensics medicine-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
永澤 明佳 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (30536735)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
槇野 陽介 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (50725017)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 亜硝酸エステル / メタボローム解析 / 死後MRI / 法中毒 / バイオマーカ― / ラッシュ / MRI / バイオマーカー |
Outline of Research at the Start |
法医学では亜硝酸エステル類の使用による意図せぬ中毒や自殺による死亡事例が問題となっているが、亜硝酸エステル類は分解が早く検出が難しく、さらに、診断の目安とされる分解物及びメトヘモグロビン濃度は死後変化の影響により生前の濃度を反映していないことが多いことから、未だ明確な診断方法は確立されていない。本研究では新たな亜硝酸エステル中毒の診断法を確立することを目的とし、動物モデルにて①MRIを用いたメトヘモグロビン血症のスクリーニング法の確立②亜硝酸エステル分解物の死後経時的濃度変化の測定③メタボローム解析を用いた亜硝酸エステル中毒特有のバイオマーカー検索を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
法医学では亜硝酸エステル類の使用による意図せぬ中毒や自殺による死亡事例が問題となっているが、亜硝酸エステル類は分解が早く、死後体内からの検出が難しく、さらに、診断の目安とされる分解物及びメトヘモグロビン濃度は死後変化の影響により生前の濃度を反映していないことが多いことから、未だ明確な診断方法は確立されていない。 本研究では新たな亜硝酸エステル中毒の診断法を確立することを目的とし、動物モデルにて①MRIを用いたメトヘモグロビン血症のスクリーニング法の確立②亜硝酸エステル分解物の死後経時的濃度変化の測定③メタボローム解析を用いた亜硝酸エステル中毒特有のバイオマーカー検索を行うことを目的としている。 今年度は、この中の①および②について検討する予定であたが、所属移動、学会事務局、解剖業務分担の増加により、業務負担が増加したことから、実験時間の確保が困難であり、予定の実験が行えておらず、結果についても得られるものがなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究者は、学会事務局の担当及び解剖数増加い伴う業務分担の増加により、業務に携わる時間が増加し、実験時間の確保が困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、計画書の予定通り、動物モデルを用い、MRIを用いたメトヘモグロビン血症のスクリーニング方法の検討及び、亜硝酸エステル分解物の分析法を確立し、死後経時的な濃度変化について検討していく予定である。
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