Project/Area Number |
22K10636
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Hokkaido University of Science |
Principal Investigator |
青木 美香 北海道科学大学, 保健医療学部, 講師 (20828660)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 対話 / 看護師 / 病棟 / 職場 / 看護組織 / 組織文化 / 能力開発 |
Outline of Research at the Start |
対話が促進されている組織は、コミュニケーションや内省が深まることで、人の自律性を促す効果がある。そのため、看護職の成長や自律性の向上には、対話が促進される組織文化の醸成が必要である。本研究の目的は、看護職のための対話型組織を構築するプログラムの開発を行うことである。本邦における対話を重視した組織の構築の考えに基づく看護職の能力開発は発展途上である。したがって、本邦における看護職のための対話が促進される組織の構築プログラム開発を行うことは、今後の看護職のための能力開発に寄与できる可能性が高い。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、対話が促進される看護組織を構築するプログラム開発を行うことであり、研究課題1「対話が促進される看護組織」の尺度開発と信頼性と妥当性の検討を行う、研究課題2「対話が促進される看護組織の構築」プログラムを開発する、の2つの課題を遂行している。すでに終了している基礎研究①「所属部署における看護師間の対話」概念分析結果、基礎研究②「対話が促進される看護組織の特徴」インタビュー調査の結果をもとに尺度項目を作成を試みた。実施内容は、Walker&Avantの手法に基づき「所属部署における看護師間の対話」に関する概念分析を行い、導出された概念の先行要件を尺度項目の素案とした。加えて「対話が促進される看護組織の特徴」について、「経験年数2~3年目看護師」「リーダーおよび副看護師長」「看護師長」の3通りのグループの看護師14名を対象にインタビュー調査を行い、Mayringの内容分析手法を基に分析を行った結果を統合し、概念分析では不明瞭であった「看護組織の対話」の認識と職位間の相違を明らかとし、尺度項目に追加し案を作成した。しかし、構成概念が十分に導出できず、専門家会議を開催し助言を得て、さらに質的研究を追加し、構成概念の導出を目指すこととした。現在質的研究を実施中である。その後、尺度項目の妥当性を検討し、項目作成後は質問紙を作成し、プレテスト、本研究を実施しマルチレベル分析を行い信頼性、妥当性の検証を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
構成概念の作成に基礎研究結果のみでは構成概念の作成に不十分であったため、現在、追加で質的研究を実施している。この調査の結果を合わせて当初の予定の尺度開発に計画を進めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、インタビュー結果をもとに、構成概念、尺度項目の作成を行い、再度専門家会議を開催する。その後、尺度項目の妥当性を検討する。項目作成後は質問紙を作成し、プレテスト、本研究を実施しマルチレベル分析を行い信頼性、妥当性の検証を行う。
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