Project/Area Number |
22K10637
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
明野 伸次 北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (40364260)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横川 亜希子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (30708772)
山口 夕貴 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (50911088)
米川 弘樹 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (60825412)
新見 千穂 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (40825436)
沖野 久美子 北海道医療大学, 医療技術学部, 助教 (10846223)
樋之津 淳子 札幌市立大学, 看護学部, 教授 (90230656)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 看護技術 / 便秘 / 人工知能 / 超音波検査 / 実践知 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,熟練看護師による便秘ケアに至るプロセスに,人工知能による直腸エコー画像の解析に基づく便性状の判断を取り入れた「便秘ケア・アルゴリズム」の開発を目的とする.看護師の実践知を基盤とし,従来の便秘評価・ケアの知見と,人工知能のデバイスを活用した新しい知見を融合させた便秘ケアを創生する試みであり,直面するその人自身の「便秘」の改善に寄与することを目指す. そのため,熟練看護師による便秘のアセスメントから便秘ケアに至るプロセスの可視化,直腸のエコー画像をもとにしたDPによる便性状の識別モデルの構成を段階的に進め,「便秘ケア・アルゴリズム」を作成する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,熟練看護師による便秘ケアに至るプロセスに,人工知能による直腸エコー画像の解析に基づく便性状の判断を取り入れた「便秘ケア・アルゴリズム」を開発することである。 令和5年度は、熟練看護師による便秘のアセスメントから便秘ケアに至るプロセスの可視化をすすめた.半構造化面接を実施し,便秘を看護師がどのようにアセスメントしているか明らかにした.その結果,排便周期だけではなく「いつもと違う様子」から便秘の仮説を立てていることが明らかとなった.そして,その仮説を確認するための情報を集め便秘の確信にいたっていた.この便秘の仮説を確認するための情報の一つとして「直腸に便があるかどうか」を確認していた.したがって,本研究で活用する「エコーによる直腸便性状の評価」は,便秘の確信を判断するために有用な情報であることが示唆された.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和5年度は、熟練看護師による便秘のアセスメントから便秘ケアに至るプロセスの可視化をすすめた. 半構造化面接を実施し,便秘を看護師がどのようにアセスメントしているか明らかにした.しかし,予定していた便秘アセスメントおよび便秘ケアに関する国内外の文献レビュー,看護系・医学系の書籍をもとに,便秘の要因(身体的要因,生活的要因,環境要因など)と便秘評価の視点,便秘ケアの抽出にはいたらなかった.
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度は、熟練看護師による便秘のアセスメントから便秘ケアに至るプロセスの可視化をすすめる。そのため,データベースを用い,便秘アセスメントおよび便秘ケアに関する国内外の文献レビューと,看護系・医学系の書籍をもとに,便秘の要因(身体的要因,生活的要因,環境要因など)と便秘評価の視点,便秘ケアを抽出する.そして、便秘ケアを実施している看護師を対象に,便秘のアセスメント項目と便秘ケアについて,自身の判断や方法,優先度などの質問紙調査を実施する。
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