看護基礎教育における口腔ケアのARアプリを用いた効果的な学習モデルの開発
Project/Area Number |
22K10646
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Chubu University |
Principal Investigator |
山本 司 中部大学, 看護実習センター, 助手 (00909616)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東野 督子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (00352906)
水谷 聖子 日本福祉大学, 看護学部, 教授 (80259366)
鈴木 紀子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (70460574)
大野 晶子 日本福祉大学, 看護学部, 教授 (30285233)
近藤 彰 藤田医科大学, 保健衛生学部, 助教 (70756212)
江尻 晴美 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (60515104)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 口腔ケア / ARアプリ / 看護基礎教育 / 学習モデル |
Outline of Research at the Start |
本研究は、看護学生における口腔ケアのAR(Augmented Reality)アプリを用いた効果的な学習モデルの開発を目的とする。方法は、臨床および教育の口腔ケア専門家に口腔ケアの重要性・必要性に関する調査を実施する。その上で、口腔ケアのARアプリ設計と、効果的な口腔ケアの学習プログラムの作成をする。さらに、ARアプリと学習プログラムを用いて、看護基礎教育課程における学生に対して、様々な口腔状態の画像を通して、口腔内の特徴や病的口腔状態のアセスメントとケア方法を誰もがいつでも、同じレベルで学ぶ学習環境を提供できる口腔ケアの効果的な学習モデルの開発とその教育的有効性を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
口腔ケアは,重要な日常生活援助の一つであり,誤嚥性肺炎の感染予防や基礎疾患などの予防効果,全身への影響が明らかとなっている.しかし,口腔ケアは看護師の技術力が影響しており,看護師や施設ごとで使用する物品や口腔ケア方法は統一されておらず個人差がある.また,国内では看護師の口腔ケアにおける統一したガイドラインは存在しない.看護基礎教育では,学内演習では基本的な技術の学習に留まり,看護学生の口腔ケアの機会は十分ではないと考えられる.看護学生は,未熟な知識や技術な上,アセスメントや実践する能力がないまま臨床現場に就職し患者の口腔ケアに携わることは大きな課題である. 本研究では,最終的に看護基礎教育課程における学生に対して,ARアプリを活用して口腔ケアの効果的な学習モデルの開発をして教育の効果を検証する.本研究は,一次研究(臨床現場における看護師の口腔ケアの調査)と二次研究(看護教員に対する看護基礎教育における口腔ケアに関する調査)を行い,その結果に基づき口腔ケアの学習プログラムとARアプリを作成し,学習モデルを開発する. 一次研究・二次研究では,本学会員の看護師及び200床以上の331施設に勤務する看護師と,看護系大学299校の看護教員を対象に作成した口腔ケアの質問紙の知識項目(56問),技術項目(21問)と施設概要・対象者などの属性を調査した.有効回答数は看護師348件,看護教員260件であった.看護学生が習得すべき口腔ケアについて点数の高かった知識項目は,看護師は口腔ケアの目的や口腔内の観察などで,看護教員は口腔ケアの目的や口腔の状態と疾患や全身への影響であった.また,技術項目では,看護師と看護教員ともに口腔内の観察や摂食嚥下障害のある人への注意喚起が点数が高かった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
看護師・看護教員に対する調査が終了し,データ分析をしている途中である.調査には,追加調査を要したため,分析までに時間がかかり,学習プログラムで用いる媒体作成に着手するまでに時間を要した.
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Strategy for Future Research Activity |
2024年4月に開催予定の日本口腔ケア学会・国際口腔ケア学会において,一次・二次研究の分析結果を発表する.また,実態調査を分析した内容を踏まえて,口腔ケア学習プログラムの検討,学習アプリ作成に向けた口腔内画像の選定と設計を目標とする.
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)