Development and verification of intensive care physiotherapy education program for graduate students of physiotherapist master's course
Project/Area Number |
22K10714
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
小池 朋孝 北里大学, 大学病院, その他 (90523506)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松永 篤彦 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (00286387)
神谷 健太郎 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (10448970)
新井 正康 北里大学, 医学部, 教授 (50222724)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 集中治療理学療法 / 大学院生 / 教育プログラム / シミュレーション教育 / 診療参加型臨床実習 / 理学療法教育 / 集中治療 / 超急性期理学療法 / 修士課程教育 |
Outline of Research at the Start |
身体機能予後を重視する集中治療医学において理学療法士の参画が重要であるが,本邦では集中治療室における理学療法の教育プログラムの報告は少ないため,経験年数の少ない者が効果的に学ぶ機会が少ない.本研究は大学院生を対象とした集中治療理学療法教育プログラムの確立を目指す.コアな知識・技術として重症患者評価,人工呼吸,骨格筋評価(超音波)の3項目を設定し,アンケートからその習得ニーズを調査する.次に3項目の技術・知識の教育を行う.教育方法はオンライン症例検討,シミュレーション,臨床実習を設定する.達成度を分析し教育の効果を明らかにする.一連の結果から,大学院臨床教育コースへの取り込みと更なる充実を図る.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は理学療法士の大学院生(修士課程)を対象とした集中治療理学療法教育プログラムの確立を目指す。2022年度、2023年度の修士課程学生に対して、集中治療理学療法の学習ニーズの調査を行ったうえで、集中治療理学療法を行うための重要な知識、技術を習得する講義、シミュレーション教育、臨床実践教育を展開し、その習熟度をアンケート調査で測るものである。 2022年度は1回目の研究対象者の取り込みを行い、10名の集中治療理学療法学習ニーズ調査と20名の集中治療理学療法を行うための知識や技術についての習熟度アンケートが完了した。結果の比較のために同様の調査を現在臨床業務を行っている理学療法士に行い、28名のアンケート調査を完了した。臨床で理学療法を行っていない理学療法士大学院生の学習課題を明らかにするために現在分析中である。 教育内容として、5コマの症例検討を含む座学講義とシミュレーション人形を用いた講義を開発した。座学の講義3コマが終了し、2023年度初頭に座学講義、シミュレーション講義が完了する。今後1回目の研究対象者の教育を継続し、今年度中に最終評価を行い研究の途中経過を報告し、同時に2回目の研究対象者の取り込みを行い1回目同様の研究手順を遂行していく予定である。 また、集中治療理学療法の教育を行う上で、理学療法の効果を発信していくことが重要であるため、重症患者の呼吸理学療法の研究を進めている。COVID-19呼吸不全患者における腹臥位療法の研究では、重症に至る前からの腹臥位療法は気管挿管率を低減し、酸素の取り込み能力を向上させ、呼吸の臨床症状を改善させる効果があることを明らかにした。この研究結果は英文誌に投稿された。今後も集中治療領域における理学療法の効果を発信していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
患者の取り込みを継続している。新型コロナウィルスによる授業方法制限の解除により、対面とオンラインの両方に対応した講義を作成する必要があったため、教育内容の開発が遅延したために、研究対象者に展開する講義が予定よりやや遅延している。
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Strategy for Future Research Activity |
1回目取り込みの研究対象者に対する、教育を滞りなく遂行すると同時に、2回目の研究対象者取り込みを行う。1回目研究対象者の研究手順が完遂した時点で中間報告として、結果を公表する。2022年度は若干研究の進行が遅延したため2回目取り込みの研究対象者に対する教育を1か月ほど早期から開始する。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)
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[Journal Article] Detailed Changes in Oxygenation following Awake Prone Positioning for Non-Intubated Patients with COVID-19 and Hypoxemic Respiratory FailureーA Historical Cohort Study2022
Author(s)
Tomotaka Koike, Nobuaki Hamazaki, Masayuki Kuroiwa, Kentaro Kamiya, Tomohisa Otsuka, Kosuke Sugimura, Yoshiyuki Nishizawa, Mayuko Sakai, Kazumasa Miida, Atsuhiko Matsunaga, Masayasu Arai
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Journal Title
Healthcare
Volume: 10
Issue: 6
Pages: 1006-1006
DOI
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Peer Reviewed / Open Access