Project/Area Number |
22K10720
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Nagoya University of Arts and Sciences |
Principal Investigator |
滝沢 美世志 名古屋学芸大学, 看護学部, 講師 (20736269)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 勝正 東都大学, 沼津ヒューマンケア学部, 教授 (60194156)
前田 樹海 東京有明医療大学, 看護学部, 教授 (80291574)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 道徳的感受性 / 批判的思考能力 / 看護学生 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、①道徳的感受性尺度学生版を用いて看護学生の道徳的感受性を測定し、併せて②平山ら(2004)の批判的思考態度尺度を用いて看護学生の批判的思考を測定してその傾向や強さを明らかにすることにより、③相互の関連性を明らかにする。そして、④看護学生の批判的思考のどの部分をどのように強化することで道徳的感受性をより効果的に向上できる倫理教育を構築できるのかを検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、分析力と適切な基準に基づく判断を必要とする批判的思考能力が、道徳的な問題を洞察し同定する道徳的感受性と関連する要因の一つになるのではないかと考え、まだ明らかにされていない両者の関係を探り、批判的思考能力の向上を基盤とする道徳的感受性の向上のための教育法を構築することを目的として進めている。 2022年度は、調査実施に向けて研究計画の確認、批判的思考態度尺度の開発者に尺度の使用許可を得た。また、調査遂行に向けた倫理申請のための準備を行った。 2023年度は、研究倫理審査申請を行い承認を得た。また、本研究の基盤となる道徳的感受性尺度の開発に関する先行研究の結果を国際学会(ICN2023)で発表するとともに、関連研究に関する海外の最新の動向についての情報収集を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度は、看護学生を対象として道徳的感受性と批判的思考の関連性を明らかにするための質問紙調査を行う予定であった。しかし、その準備のための意見交換を行う予定であった関連学会が、コロナ禍がまだ完全に終焉していなかったためにオンライン開催となったり、看護系教員の移動について自粛ムードが残っていたりしたために、関係者の協力の獲得ならびに必要な意見交換を十分に行うことができなかった。そのため、コロナ禍の終焉を期待して、すぐに調査研究を始められるように倫理申請を行い承認を得るにとどまった。以上により、計画よりやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は看護学生を対象とした道徳的感受性と批判的思考を測定するための質問紙調査を行う予定である。
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