Project/Area Number |
22K10817
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Konan Women's University |
Principal Investigator |
森本 悦子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (60305670)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小原 弘子 高知県立大学, 看護学部, 講師 (20584337)
宗澤 紀子 学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 准教授 (40637055)
小山 裕子 学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 非常勤講師 (50737509)
片岡 純 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70259307)
湯浅 幸代子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (60880846)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 後期高齢がん患者 / 外来看護師 / 教育プログラム |
Outline of Research at the Start |
国内外において、がん治療を継続する後期高齢者の質の高い生活維持を目指し、外来看護 師が他職種連携を視野に、患者の病態を的確に判断しそれらを統合し実践する力を教育する ことに特化した研究は未着手であった。本研究は外来看護師の実践内容の具体を明確化し、最新の高齢者看護および在宅看護における知見に、外来がん治療で高齢者にも汎用されるがん薬物療法ガイドライン等を抽出し統合する。後期高齢がん患者が加齢に伴う心身の脆弱性をもちながらも本人が望むがん治療と、個々に願う長年の暮らしの維持を地域の医療介護福祉全体で支援する仕組み作りに寄与するものと考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は「一般病院で治療中の後期高齢がん患者を支援する外来看護師教育プログラムの構築」である。研究目的の達成のための第一段階として、一般病院で治療中の後期高齢がん患者を支援する外来看護師に求められる看護実践能力の具体の抽出を目的とした質的記述的研究を実施した。 研究対象者は、全国のがん看護専門看護師/認定看護師のうち、がん診療連携拠点病院ではない一般病院外来で、特に後期高齢がん患者への看護実践に精通するものとした。研究協力が得られた10名に、日々の後期高齢がん患者への看護の具体に関する語りをオンライン面談にて各1回聴取し、得られた内容を質的に分析した。 結果、後期高齢がん患者を支援する外来看護師に求められる看護実践能力として、最終的に11カテゴリが得られた。今後はこれらのカテゴリの洗練化をはかり、第二段階の研究である看護実践能力項目についての妥当性および信頼性の検証の準備に進む予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本務における役割の変更や追加などに伴って、研究に取り組む時間的余裕がなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の前半は昨年度の研究結果の公表に向け研究者間で分析の洗練化を図り、学会発表の抄録作成と共に論文化に取り組むとともに、今年度の研究実施に向けての前準備を行う。後半は今年度研究計画を代表者が所属する研究倫理審査委員会に提出し、研究を実施する予定である。
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