Project/Area Number |
22K10827
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Toyohashi Sozo University |
Principal Investigator |
小山 順子 豊橋創造大学, 保健医療学部, 講師 (30795951)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 年 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90275024)
東野 督子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (00352906)
河村 諒 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 助教 (70764083)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 冠動脈疾患 / 歯周病 / 口腔内評価 / 重症化予防 / 口腔内環境 / 看護師 / アセスメントガイド |
Outline of Research at the Start |
近年の研究成果により歯周病が動脈硬化を促進させることから、動脈硬化に起因する冠動脈疾患との関与の報告が散見されている。これらの先行研究は、専門医の診断を要して評価されている。日常生活援助を担う看護師が、口腔内環境を評価することで、冠動脈疾患患者の重症度を予測できれば疾病の早期対応に貢献できると考える。 そこで、本研究の目的は、看護師が評価する歯周病判定を含めた口腔内細菌数や湿潤度などの口腔内環境評価で、冠動脈の重症度を予測するアセスメントガイドを開発することである。このアセスメントガイドの活用が、冠動脈疾患の病状把握や再燃・重症化予防の一助となり、医療社会資源の抑制にも寄与すると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、口腔内環境から冠動脈疾患の重症度を予測できるアセスメントガイドを開発することである。口腔内を観察することで冠動脈疾患の重症度を予測することを目的にしていることから、口腔内環境を示す観察項目や対象者への質問内容に関しては十分に検討する必要がある。口腔内環境に関して先行研究から検討したところ、視点は様々であった。そこで再度、冠動脈疾患と歯周病の関連について先行研究を参考に口腔内評価について検討した。 本研究目的を達成するために、第1次研究として口腔内環境について看護師が歯周病の判定を含めて評価できる観察項目と測定方法に関してシステマティックレビューをおこない、評価項目の適性を専門医にコンサルテーションを受けている状況である。対象者への質問紙等に関しては作成済みであるが、実態調査までには至っておらず、提示できる研究実績はない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19感染動向に応じて授業や実習の内容の変更等に時間が割かれ、研究分担者との文献検討に十分な時間が確保できなかった。また、観察したことを裏付けるために使用する予定であったスクリーニング試験紙が販売中止となり、代替えとなる検査・測定方法の検討に時間を要している。代替えに検討している機器の信頼性について文献調査し、またその検査の必要性についても専門医からの助言を得て検討している状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
口腔内環境の観察項目と測定内容を確定させ、7月までに倫理審査の承認を得て、協力依頼を積極的に行い、データ獲得を目指す予定である。しかし、調査には口腔内の観察と唾液を試料として採取することから、施設の研究協力の承諾にはCOVID-19感染状況が影響するのではないかと推測する。COVID-19感染症が5類感染症に位置づけられることから、感染状況を把握し感染対策を入念に計画する。 また、第1次研究とした口腔内環境の観察・測定方法についてシステマティックレビューをしたことに関して投稿の準備をする。
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