Project/Area Number |
22K10872
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Aichi Prefectural University |
Principal Investigator |
石光 芙美子 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (00453457)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 術後せん妄 / 教育プログラム / 看護師 / 術後認知機能障害 |
Outline of Research at the Start |
近年、手術後数か月後に生じる術後認知機能障害が注目され、この予防には術後せん妄への対策が重要課題となっている。また2020年度の診療報酬改定では「せん妄ハイリスク患者ケア加算」が創設され、これまで以上に非薬物療法的せん妄ケアに中心的な役割を担う看護師のケアの質が鍵となっている。 しかしせん妄に関連した死亡率が約20年前と変わらないという事実が2020年に発表され、現在、せん妄ケアの基盤となるせん妄教育の確立が、国際的にも喫緊の課題となっている。 そこで本研究課題はチーム医療の中でもせん妄ケアを主導する看護師を対象にした術後せん妄ケアのための看護教育プログラムの開発を目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
周術期医療の発展とともに高齢者に対する手術適応が拡大し、これまで以上に安全で質の高い高齢者周手術期管理が必要とされる中、近年、手術後数か月後に生 じる術後認知機能障害が注目され、この予防には術後せん妄への対策が重要課題となっている。また2020年度の診療報酬改定では「せん妄ハイリスク加算」が創 設され、これまで以上に非薬物療法的ケアに中心的な役割を担う看護師のケアの質が鍵となっている。しかしせん妄に関連した死亡率が約20年前と変わらないと いう事実が2020年に発表され、現在、せん妄ケアの基盤となるせん妄教育の確立が、国際的にも喫緊の課題となっている。そこで本研究課題はチーム医療の中でもせん妄ケアを主導する看護師を対象にした術後せん妄ケアのための看護教育プログラムの開発を目的とした。 令和5年度は海外における医療者を対象に実施されているせん妄ケア教育に関する知見を整理することを目的に、文献検討を進め、教育内容および方法とその効果の3点を中心に結果をまとめること、さらにその知見を用いて調査を行う予定であった。しかし所属する組織において突然の欠員が生じ、准教授と助教の両職務を兼務せざるを得ない状態が生じた。研究を遂行するための時間を全く確保することができず、本年度の成果はない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
突然の組織員の欠員による業務量の拡大と超過により、研究を遂行するエフォートは0%となったため。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度も上述のとおり、組織員の欠員により職務を兼務している状態が続いている。したがって研究を遂行するための時間をどの程度確保できるかについて、現時点では見通しがついていない。当初予定していた研究のゴールの達成はほぼ不可能であると考え、研究のゴールを再設定し直し、研究計画の再立案を行う。
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