Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は, 育児支援場面として仮想環境型教材を進化させ,リアルにその状態を体験でき,双方向性に対応できる教材を開発し実証することである. 本年度は,研究課題に関する国内外の論文を検索した.データベースは医学中央雑誌Web版, CiNii,メデカル・オンライン,CINAHL, MEDLINE, Pubmedとし原著論文を検討した.キーワードは「Virtual Reality」「臨床推論」「看護判断」「予測」「育児支援」Childcare」「Clinical Reasoning」「Clinical Judgment」として検索した.「Virtual Reality」については, 精神領域の不安治療や暴露療法,内診技術の検証,気管内吸引の教育システム,リハビリ効果,看護師の多重課題教育,歩行訓練,見当識霜害の定量計測,喘息児ケアのVR,手術室ケアVR,VRの看護教育の有効性,痛み・恐怖・不安のVRの影響,感染管理,経鼻胃管スキル,蘇生等に用いられていた.「臨床推論」「看護判断」「予測」「Clinical Reasoning」「Clinical Judgment」については, 院内トリアージ,訪問看護師実践,精神科看護,転倒リスク,教材の可視化,乳児のてんかん様発作の臨床推論等の判断内容,判断に用いる情報,判断の影響要因,判断のプロセスとパターン,判断までの思考,臨床判断後の関わり方,判断の構造が明らかになった. 「育児」「育児支援」「Childcare」については,時期による育児支援内容や支援方法,支援対象の認知過程,うつ予測,育児ストレスとの関連,母乳支援,自己効力感との関連,社会的支援,家族関係,医療者との相互作用等の研究の傾向が明らかになった. 現在は文献検討から,教育的視点を鑑みて育児支援場面の臨床推論を高めるシナリオや場面設定環境を検討中である.
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