養護教諭の臨床判断能力を強化するためのアクティブラーニング型教育プログラムの開発
Project/Area Number |
22K10954
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
佐藤 伸子 熊本大学, 大学院教育学研究科, 講師 (10226946)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 養護教諭 / 臨床判断 / アクティブラーニング |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、養護教諭が子どもの異変に気付き必要な対応につなぐことのできる臨床判断能力を強化するアクティブラーニング型教育プログラムを開発することにある。 各分野のアクティブラーニング型教育を参考にした上で、学校で遭遇しうる模擬事例を作成し、患者シミュレーターの活用も含む教育プログラムを作成、実践、評価することで、子どもの健康と学校生活を支える養護教諭の実践力向上に貢献することを目指している。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、学校で発生する子どもの外傷や急病、疾患・障害のある子どもが急変した際に、養護教諭が子ども異変に気付き必要な対応につなぐことのできる臨床判断能力を強化するためのアクティブラーニング教育プログラムを開発することである。本研究により、養護教諭が能動的に臨床判断能力を身に付ける教育プログラムを提供することで、子どもの健康と学校生活を支える養護教諭の養護実践力向上に貢献することとなる。 研究初年度の計画は、①医学系の各分野で取り組まれているアクティブラーニング型教育に関する文献レビューを行い養護教諭養成における応用可能性を探ること、②養護教諭を対象としたインタビューと行動観察により臨床判断に関わる因子の分析することであった。 ①医学系の各分野で取り組まれているアクティブラーニング型教育に関する文献レビ ューについては、薬学・医学・看護学教育における文献を収集し分析しているところであ る。②養護教諭を対象としたインタビューと行動観察については、9例(ベテラン、中堅、新人)を対象に実施予定であったが、コロナ禍であることを考慮し、患者数が減少し感染対策が緩和された時期を待ち、2例のインタビューを実施し分析を進めている。また、臨床判断に必要な観察技術である血圧や体温に関して、測定用具による差の検討などの基礎的研究も実施しており、養護教諭が判断の根拠とするバイタルサインをより正確に得る方法についても研究を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画していた②養護教諭の臨床判断に関わる因子の分析については、9名の養護教諭を対象としたインタビューおよび行動観察を計画していたが、コロナ禍であることを考慮し、患者数が減少し感染対策が緩和された時期を待った結果、2人の養護教諭のインタビューしかできなかったことから、「やや遅れている」と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は、前年度に引き続き①養護教諭の臨床判断に関わる因子の分析のための養護教諭を対象としたインタビューを実施していく。行動観察の要否については、インタビューの分析結果をみて判断する。また、②学校で起こりうる事例の作成、③患者シミュレータを用いた教育プログラムの作成、④③の試行とプログラムの評価に取り組む予定である。なお、令和5年度より、研究協力者を研究分担者へ変更することで、より円滑な協議の下、研究を進める体制を整えた。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)