母体の栄養状態による新生児突然死症候群発症のメカニズムの解明
Project/Area Number |
22K11003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
濱 徳行 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (60422010)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横田 茂文 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (50294369)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 呼吸リズム / 新生児突然死症候群 |
Outline of Research at the Start |
本研究では環境因子の一つである,妊娠期や授乳期の母体の栄養状態が新生児の呼吸調 節機構の発達に与えるメカニズムを呼吸神経回路の機能的・構造的変化に着目して解析する。本研究の結果,SIDS発症に寄与する因子とそのメカニズムが明らかとなり,SIDSの病態解 明とその予防法確立に大きく寄与する。
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Outline of Annual Research Achievements |
動物飼育施設の改修工事の影響が当初想定していたよりも大きく,妊娠期間や育児行動に異常が見られる個体の割合が増加した。そのため,実験を進めることができなかった。一方,当初はペースメーカーニューロンの活動を細胞外記録で行う予定であったが,電気生理学的にシナプス入力の解析も行えるよう,パッチクランプ法の導入を行った。また,これまで全身性プレスティモグラフ ィで使用していた測定装置は呼吸のみ測定可能であった。しかしながら,詳細な解析を行うには心電図記録を行う必要があることが判明した。そのため,,測定装置を心電図記録も同時に行えるよう改良した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
動物施設改修工事のため,動物の出産・育児環境が確保できず,妊娠期,授乳期における実験が行えなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
改修工事が年度頭に終了するため,終了後直ちに実験を始める。 当初の予定ではペースメーカーニューロンへのシナプス入力の解析は形態学的手法のみで行う予定であったが,スライスパッチクランプ法の導入によって生理学的解析も可能になったので,これも併せて行う。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)