Project/Area Number |
22K11033
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
荒川 亜希子 (森田亜希子) 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (10402629)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2026: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 父親役割 / 看護介入 / 夫婦関係 / 育児ストレス / 産後うつ / ニューノーマル |
Outline of Research at the Start |
本研究は、①ニューノーマル時代における父親役割獲得を促す看護介入オンラインプログラムを開発し、②①で開発した看護介入オンラインプログラムを実施し、父親役割適応状況と産後うつ症状、夫婦関係、育児ストレスの効果を実証することを目的として調査を行う。 調査は【研究1】父親の出生後教育のニーズ調査を質的調査で行う。【研究2】【研究1】の結果を踏まえ、父親役割適応を促す看護介入プログラムの開発と効果検証を準実験研究デザインで実施する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は研究1の、ニューノーマル時代における父親役割適応を促す出生後教育に関するニーズ調査(令和4~5年度実施予定)を行った。 研究目的は、新型コロナウイルス感染症流行後に初めて父親となった男性に、自分なりの父親役割行動を実施できるようになった理由や効果的だと感じた支援等を明らかにすることである。研究デザインは質的記述的研究である。 2022年度は、本研究計画を研究者が所属している大学の倫理審査委員会に提出し、承認を得て、研究対象者の募集とデータ収集を行った。研究対象者の条件として、新型コロナウイルス感染症流行後に初めて父親となった男性で、初めての子どもの父親であること、②正期産で出産した児を持ち、親子ともに健康であること、里帰りの有無は問わないが、親子で生活経験のあること、を満たす対象者を募集した。縁故法を用いて、対象者を募集した。同意を得た親となる男性6名のうち、2022年度は5名に半構成的インタビューを行った(zoom及び電話にて実施)。インタビュー内容は、父親が自分なりの父親役割行動を実施できるようになった理由や効果的だと感じた支援についてである。インタビューで得られたすべてのデータから逐語録を作成した。今後、さらに研究対象者を募集し、得られたデータを質的に分析して、初めて親となった男性における父親役割適応を促す出生後教育に関するニーズを明確にする。そして研究1の結果に基づき、文献検討を重ねて看護介入プログラムの内容を検討する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究対象者の基準を満たす対象者の研究への応募者数が少なく、やや対象募集の段階で遅れているといえる。引き続き、同意を得やすい縁故法を中心に依頼を続ける。また次年度は対象募集を増やし、得られたデータを計画的に分析し、当初の計画通りに実施できるようにする。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、引き続き父親役割獲得を促す看護介入プログラムの内容を検討するために必要な、初めて親になった男性における、父親役割適応を促す出生後教育に関するニーズを明らかにするための質的研究(研究1)を行う。そのために、研究対象者を募集し、半構成的面接を行うとともに、得られたデータを質的機能的に分析し、親となる男性のニーズを明らかにする。
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