| Project/Area Number |
22K11034
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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| Research Institution | Kanagawa University of Human Services |
Principal Investigator |
吉田 安子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (40285010)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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| Keywords | LGBT / セクシュアルマイノリティ / 健康格差 / 看護ケア / LGBTQs / 教育プログラム / 看護教育 |
| Outline of Research at the Start |
本研究は、LGBTQsの健康課題に関して当事者が看護師に求めるケアニーズを明らかにし、LGBTQsの健康課題に関する看護教育プログラムを構築することを目的とする。 第1段階として、看護者(看護教員、看護職、看護学生)の知識や態度、最適な教育プログラム及び評価方法の文献検討を行い、当事者が認識する健康課題及び、求める看護ケアについて質問紙調査を行う。第2段階として、プログラム評価尺度の作成と、妥当性・信頼性の検証を行う。第3段階として、看護教育プログラムの作成と実施検証を行う。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、LGBTQsの健康課題に対応した看護教育プログラムの基礎的知見を構築することを目的として実施した。前年度は、教育プログラムに盛り込むべき内容について文献を通じて精査した。本年度は、より効果的な教育方法に焦点を当てて文献レビューを実施し、教育方法とその評価指標に関して検討を深めた。分析により教育方法は「シミュレーションを用いない教育」「シュミレーションを用いた教育」に大別できることが明らかとなった。特に2020年以降はオンラインモジュールなどの開発がなされるようになっている。また、教育効果の評価については知識、技術、態度の3つの観点から多様な評価法を用いて行われ、特に態度の評価が主流であった。教育内容と評価方法の対応関係や精度の向上が、今後のプログラム設計において課題であることが示唆された。あわせて、文化的能力に関する理論的枠組みや評価法についても検討を行い、看護教育実践への応用可能性を模索した。また、セクシュアルマイノリティ女性(SMW)を対象としたシミュレーション教育の導入を試行的に実施し、看護学生の実践力向上に関する成果も得られた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2024年度は以下の取り組みを行った ①LGBTQsに関する健康課題と看護教育における文化的能力の重要性に着目し、文献レビューを実施した。②教育手法として、シミュレーション教育、反転学習、オンライン教育、ピア教育などの有効性を整理した。さらに学生の共感力・実践力向上にはシミュレーションの活用が有効である。また教育評価については知識・技術・態度の3つの観点から実施されていたが、使用される尺度や方法に一貫性が乏しく、特に態度面での評価指標が最も活用されている傾向にあった。③SMWを対象とした産婦人科問診のシミュレーション教育プログラムを考案・実施した。シミュレーション教育により、学生の共感力や実践力が高まる傾向が確認された。④学会での研究発表を通じて、知見の共有と外部からの意見収集を行った。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究は今年度で終了するが、以下の方向で今後も発展的な取り組みを継続したい ①LGBTQs当事者の文化的背景や価値観を尊重した教育内容の検討をさらに深め、文化的能力を養う教育の質的向上を図る。②今年度に実施したシミュレーション教育の再実施と評価を行い、教育効果の検証と改良に取り組む。③蓄積された知見を基に、LGBTQsに限らず多様なマイノリティに配慮した、実践的かつ継続的な教育プログラムの充実を図り、教育実践につなげていく。
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