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学校で働く看護師のコンピテンシーモデルに基づく教育プログラムの構築

Research Project

Project/Area Number 22K11077
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
Research InstitutionShitennoji University

Principal Investigator

岩佐 美香  四天王寺大学, 看護学部, 講師 (70583342)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 清水 一  大阪経済大学, 情報社会学部, 准教授 (50368841)
川崎 裕美  広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (90280180)
福井 昌則  徳島大学, 高等教育研究センター, 准教授 (10599765)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2022)
Budget Amount *help
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Keywords学校看護 / 医療的ケア / コンピテンシー / 学校で働く看護師 / 教育プログラム / 看護技術
Outline of Research at the Start

医療技術の進歩等により、学校において医療ケアを提供する学校看護師を取り巻く状況は大きな変化を見せている。“医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律”が施行され、学校で医療的ケアの必要な児童生徒への対応体制を整備するため、学校看護師の雇用が拡大する。しかし、学校看護師への教育や研修は未整備である。そこで、学校看護師が自信をもって看護活動を行うための指標となる学校看護師のコンピテンシーモデルが必要であると考える。コンピテンシーモデルを作成し、コンピテンシーの向上につながる教育プログラムを開発・普及し、学校看護師のケアの質の向上を目指す。

Outline of Annual Research Achievements

医療技術の進歩により,日常的に痰の吸引などの医療的ケアが必要な子どもが学校に通学している.学校において医療的ケアを提供する看護師は,病院とは異なる環境下でケアや判断を行うため戸惑いも少なくない.本研究は,学校で働く看護師が自信をもって看護活動を行うための指標となる学校で働く看護師のコンピテンシーモデルを作成し,コンピテンシーの向上につながる教育プログラムを開発することを目的としている.
令和4年は,学校で働く看護師の実態把握を行った.学校で働く看護師の研修は自治体によって異なるため,現段階で看護師の知識と実践がどの程度習得できているのか調査をおこなった.東京23区,および政令指定都市のある都道府県の特別支援学校のうち,校種として肢体不自由・病弱が明示されている214校で働く看護師を対象「看護師教育の技術項目と卒業時の到達度」に示された142種類の看護技術から,学校では使用しない技術を元指導的立場の看護師と研究者で除外し,60種類の技術を選定して,看護師の知識および実践に関して調査した.結果は,人工呼吸器の管理,やリラクゼーション技法(呼吸法・自律訓練法等),閉鎖式心像マッサージや外傷性出血の止血など緊急時対応の知識と実践のフォローが必要であることがわかった。今後,学校における医療的ケアに関する研修マニュアルの作成や充実,看護師に指導助言を行う指導的立場の看護師の配置が求められる.
学校で働く看護師のリーダー的役割を担う指導的立場の看護師に対して,日ごろの看護活動の実際をインタビューした.学校で働く看護師の約8割が非常勤雇用であるため,OJTや研修を受ける機会が少ない.よって,指導的立場の看護師の配置が求められていることがわかった.
令和5年度は,指導的立場の看護師から,学校で働く看護師のコンピテンシーを抽出する.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

デルファイラウンドの対象者の選定が当初の予定よりも遅れている.

Strategy for Future Research Activity

研究計画のうち, 対象者の選定に時間を要しているため, デルファイ調査の人数を再検討し, 研究倫理審査委員会の審査を得て研究を実施する予定としている.

Report

(1 results)
  • 2022 Research-status Report
  • Research Products

    (3 results)

All 2022

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 学校で働く看護師の研修の評価と課題2022

    • Author(s)
      岩佐美香
    • Journal Title

      文理シナジー学会

      Volume: 26(2) Pages: 182-189

    • Related Report
      2022 Research-status Report
    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 指導的立場の看護師の看護活動の実際2022

    • Author(s)
      岩佐美香
    • Journal Title

      文理シナジー学会

      Volume: 26(2)

    • Related Report
      2022 Research-status Report
    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 地域の学校に勤務する看護師のケアに関する知識と実践力2022

    • Author(s)
      岩佐美香,川崎裕美,福井昌則,植田陽子
    • Organizer
      第38回日本看護科学学会学術集会
    • Related Report
      2022 Research-status Report

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Published: 2022-04-19   Modified: 2023-12-25  

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