Project/Area Number |
22K11299
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Niigata University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
高橋 英明 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 講師 (90636250)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澤田 純明 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (10374943)
関本 道治 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (60420220)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | アキレス腱 / Enthesis / 3次元構造 / 破断強度 |
Outline of Research at the Start |
腱と骨の付着部はEnthesisと呼ばれ,スポーツ競技でのオーバーユーズにより骨端症や腱付着部症などを発症する.しかし,Enthesis部の成長や力学的負荷の増大・減弱でその構造や力学的特性がどのように変化するについての知見が少ない.そこで,本研究課題では,成長や過負荷条件,負荷減弱条件などでEnthesis部の3次元構造やその力学的特性がどのように変化するのかを明らかにする.
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Outline of Annual Research Achievements |
腱-骨付着部は,Enthesisと呼ばれ筋張力により生じたエネルギーを骨へ伝達することで運動を遂行している重要な部位である.それと同時にオーバーユーズなどによるスポーツ障害が発生しやすい箇所でもあり,その構造や機能的特性がどのように変化していくのかについては,不明な点が多い. 昨年度は,ラットアキレスEnthesisを用い,成長に伴い3次元構造ならびに力学的特性がどのように変化していくのかについて解析を行った.本年度は,アキレスEnthesisの強度決定に力学的ストレスが関与するかについて徐神経による筋張力が発生しないモデル動物を用いて実施した.対象はWistar系雄性ラット24匹とした.4週齢時点で左坐骨神経切除(DN:Denervation)を行い,DN処置から2・4・6・8週目でアキレスEnthesisを10%中性緩衝ホルマリンにて固定し試料を採取した.得られた試料は,大型放射光施設SPring-8(BL20B2)にて撮影を行った.撮影条件は,昨年度と同様,2%アガロースに浸漬した状態で0.1°毎に3.51μmの画素サイズにて画像を取得した.得られた画像は,3次元構造解析ソフトを用いて解析中である.昨年度は,成長に伴いアキレスEnthesis構造が複雑化していく様子が観察された.本年度の実験モデルは,昨年度と同週齢の条件との比較も進めることで,力学的ストレスの有無がアキレスEnthesisの構造決定に与える影響を明らかにすることが可能となる. 一方,アキレスEnthesisの強度試験においても,同様の処置を施した群で検証を行ったが,アキレス腱を把持する治具が強度に耐えられず破損したため,治具部分を再度作製中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度予定していたサンプルの撮影は終了しているものの,詳細な画像解析条件を検討中あるため結果が出ていない状況である.また,強度測定においては治具部分の破損により,再度作製を行っているため,データ計測を出来ない状況にある.
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Strategy for Future Research Activity |
今後は,治具の再作製が終了次第,強度測定を実施する.また,画像解析については,昨年度の画像データも含め3次元構造解析ソフトを用いて構造解析を順次進めて行く予定である.
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