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脳幹への直接刺激を用いた嚥下リハビリテーション法の確立

Research Project

Project/Area Number 22K11342
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
Research InstitutionNagoya City University

Principal Investigator

青山 公紀  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (10597818)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 植木 美乃  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40467478)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Keywords嚥下リハビリテーション / 脳幹直接刺激
Outline of Research at the Start

嚥下困難を有する患者に対し、経頭蓋電気刺激(transcranial electric Stimulation:tES)を用いて脳幹に位置する嚥下運動のパターン中枢(central pattern generator:CPG)を直接賦活化することで、嚥下困難の根幹を改善させるリハビリテーション法を開発する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は脳幹損傷による球麻痺等、嚥下反射惹起自体が減弱してしまう病態に対し、経頭蓋電気刺激(transcranial electric Stimulation:tES)を用いて脳幹に位置する嚥下パターン中枢(central pattern generator:CPG)を直接賦活化することで、生理的な神経機構に立脚した新たなリハビリテーション法の開発を目指すものである。
最終的にはこうした脳幹に対する非侵襲的直接刺激によるリハビリテーションの優位性を明らかすることで、嚥下反射を生じるネットワークの各部位を強化し、どの様な疾患にも応用可能な普遍的な嚥下リハビリテーション法を開発したいと考えている。
昨年はtES機器も導入され研究準備が整い、本格的に介入を開始した。脳幹の障害と対象が限られている為に症例登録数が伸び悩んでいるが、実刺激を施行した症例においては常食摂取に近い所までの改善が得られた症例を経験しており、有用性が示唆される結果も出てきている。施行手順は既に確立しており、介入はスムーズになっている為、今後も着実に症例数を蓄積し有効性を明らかにしていきたいと考えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

tES機器が導入されて研究準備が整い本格的に介入を開始したが、脳幹の障害と対象疾患が限られている為に症例登録数が伸び悩んでいる。また脳幹の部位であってもより重症な症例を対象としている為、脳幹の障害であっても対象にならない等制約も大きい。
しかし実刺激を施行した症例においては常食摂取に近い所までの改善が得られた症例もあり、有用性が示唆される結果が出てきている。今後も着実に症例数を蓄積し、効果を明らかにしていきたいと考えている。

Strategy for Future Research Activity

対象が限られている為に症例登録数が伸び悩んでおり、またこれまでの治療法に対する優位性を示す為により重症な症例を対象としていることから、脳幹の障害であっても対象にならない等制約が大きい。
しかしゆっくりではあるが症例の蓄積が進んでおり、実刺激を施行した症例においてはほぼ常食摂取に近い改善が得られた症例や、ほぼ嚥下に対する障害が気にならない程度になった症例もあり、有用性が示唆される結果が出てきている。症例を蓄積が進めば、より有用性が明らかになると考えており、摂食的な症例のピックアップに努めていく。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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