ニューロフィードバックが軽度認知障害高齢者の認知機能改善に及ぼす効果の検討
Project/Area Number |
22K11380
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
山口 哲生 東邦大学, 医学部, 准教授 (70464592)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | ニューロフィードバック / 高齢者 / 軽度認知障害(MCI) / 脳波 / 認知機能 / ワーキングメモリ / 認知症 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,脳波の変化を視覚刺激や聴覚刺激として実験参加者へフィードバックすることで知覚可能にし,参加者自身が脳波を抑制するニューロフィードバックが,軽度認知障害(MCI)高齢者の認知機能に及ぼす効果を検討する。ニューロフィードバックの効果を検討するために、定量的脳波検査や認知機能検査をニューロフィードバックによる介入の前後で実施する。さらに,ニューロフィードバックの長期的な効果を検討するために,介入から6ヶ月後に再び検査を実施する。本研究の結果は,MCI高齢者における認知機能向上や認知症の進行を抑えることに貢献する可能性が期待できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,SMR波(12Hz-15Hz)の振幅を強化,θ波(4Hz-7Hz)の振幅を抑制するニューロフィードバックが軽度認知障害(MCI)高齢者の認知機能に及ぼす効果を検討する。ニューロフィードバックの効果を測定するためにMCI高齢者を介入群と対照群に割り付けて,①定量的脳波検査(Quantitative Electroencephalogram; qEEG),②ADAS-Jcog,③簡易型認知機能検査(MMSE)をニューロフィードバック介入前後で実施する。1回20分のニューロフィードバックトレーニングを10セッションおこなう。本研究において,ニューロフィードバックがMCI高齢者の認知機能の向上に効果を示すことが明らかにできれば,リハビリテーション,老年心理学,予防医学等の分野において応用が可能である。また,本研究の結果は,超高齢社会に突入している我が国において,高齢者における認知症の予防に貢献することが期待できる。 本年度は上記計画のもと研究を進める予定であったが、COVID-19の影響により、高齢者を対象としたデータの収集が困難な状況であったため、研究開始が大幅に遅れた。また、購入予定であったニューロフィードバック機器の価格上昇により、当初予定していた機器の購入を見送り、代替機の購入を検討する必要があったため、これも研究開始が遅れる要因となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度はCOVID-19の影響により、高齢者を対象としたデータの収集が困難な状況であったため、研究に大幅な遅れが生じている。また、購入予定であったニューロフィードバック機器の価格上昇により、当初予定していた機器購入を見送り、代替機の購入を検討する必要があったため、予定通り研究を開始することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19が5類へ移行したため、令和5年度は当初の予定通り、MCI高齢者を対象にデータを収集を開始する。また、ニューロフィードバック機器については、代替機を探し購入する。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)