Project/Area Number |
22K11415
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
永房 鉄之 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (20397376)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山内 克哉 浜松医科大学, 医学部附属病院, 准教授 (40377750)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
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Keywords | 運動昇圧反射 / 高度肥満症 / 肥満減量手術 |
Outline of Research at the Start |
肥満症は耐糖能障害、脂質異常症、高血圧、冠動脈疾患、脳梗塞の要因となり、国民の健康に重大な影響を及ぼす循環器病の起因となる。近年、高度肥満症に対し肥満減量手術が行われ、減量、病態や症状改善への有効性が報告されるが、高血圧など循環動態への効果は不十分であり、自律神経反射に及ぼす効果は不明である。そこで適切な運動療法を手術療法に組み合わせることで、更なる改善が予想される。本研究の目的は高度肥満症患者の運動昇圧反射の特性を評価し、肥満減量手術による有効性を明らかにすることであり、同時に筋力や運動耐容能、QOLに及ぼす効果も調査する。また運動療法の安全性や有効性も明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
近年、内科治療抵抗性の高度肥満症患者に対する肥満減量手術が行われ、病態や症状の改善が得られるなどその有効性が報告されてきた。本学でも肥満減量外科チームを立ち上げ治療を開始しており、同時に当科にて運動療法も行っている。運動昇圧反射への肥満減量手術による影響・有効性の研究報告はなく、また他施設から運動療法を組み合わせた効果に関しての報告はない。しかも運動療法を行う場合、リスク管理として運動昇圧反射を念頭におく安全性の確認が必要であり、重要な研究に位置づけられる。高度肥満症患者の運動昇圧反射の特性を評価し、肥満減量手術による有効性を明らかにする。同時に筋力や運動耐容能、QOLに及ぼす効果も調査する。また術前後の運動負荷による運動昇圧反射を測定し、運動療法の安全性や有効性も明らかにする。 初年度は、運動時の昇圧反射を観察するための、検査機器の設備や前準備、研究環境の整備を行っている。連続血圧計にて、運動時の連続血圧を観察できるように調整した。また心拍変動解析も行えるように、システムの整備や、調整を行った。臨床研究を開始するための、倫理申請の準備を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
機器の整備や準備などに時間を要している。臨床研究を行うための、倫理申請の準備にも時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、研究環境を整え、臨床研究を開始するための倫理申請を行い、承認を得る。そして、対象症例のリクルートを開始し、測定を開始する。
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