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Effects of resistance training-induced pyruvate production on glycoxidative metabolism.

Research Project

Project/Area Number 22K11526
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 59020:Sports sciences-related
Research InstitutionOsaka Kyoiku University

Principal Investigator

榎木 泰介  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (70392701)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Keywordsミトコドリア / レジスタンストレーニング / 糖代謝 / ピルビン酸脱水素酵素 / 骨格筋 / 筋力トレーニング / エネルギー代謝 / ミトコンドリア / 乳酸 / ピルビン酸 / 糖酸化代謝
Outline of Research at the Start

本研究は、体内における重要なエネルギー供給機構である解糖系(乳酸の産生)と糖酸化系(乳酸の分解)に注目する。より効率的にこの2つのエネルギー供給を稼動させるためには、筋肉の中のどのような物質が関連し、それらはどのように働いているのかについて解明する。実験では、特にレジスタンストレーニング(筋トレ)に注目する。解糖系のエネルギーを活性化させることで、筋肉内に多くの乳酸を発生させる。この乳酸とピルビン酸はミトコンドリアの中に取り込まれることで、さらにエネルギーを産む原料となる。この流入を解糖系と糖酸化系の合流地点と捉え、その流れを円滑にする因子について解明する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、体内における2つのエネルギー供給機構である解糖系と糖酸化系に注目し、解糖系の活性が糖酸化系に影響を与えるのかについて検討することである。解糖系を活性化させる刺激として、高い筋力発揮が特徴である筋トレ(レジスタンストレーニング、RT)を採用した。最大負荷まで筋収縮を反復するRTは、解糖系を通じた骨格筋内のエネルギー代謝を活性化させ、多くのピルビン酸が産生する。このピルビン酸が糖酸化系を刺激するのであれば、その起点であるミトコンドリア膜の酵素(PDH)が適応変化を示すものと仮定し、実験を進めた。
今年度は特に、RTがPDHの活性/不活性をどのように制御しているのかについて検討を行った。PDHは通常、不活性型のp-PDH(リン酸化PDH)として存在するが、運動などでPDHが活性化すると、不活性型p-PDHは減少する。今年度は、PDHの3種類のリン酸化部位について検討を行い、RTによるp-PDHの有意な減少を認めた。よって、本研究のRTはPDHを活性化させることが明らかとなった。実際に、約3週間のRT実施によって、PDHの増加に加えて、PDH活性の亢進も認められた。一方、安静時ではRT群のp-PDHは有意な増加を示した。この不活性型PDHの増加は、安静時における糖酸化系の抑制と脂質代謝の亢進を示唆するものであり、持久的トレーニングでみられる効果と同様であった
これらPDHの活性/不活性を制御する酵素はPDPとPDKであるが、本研究のRTではそれらに有意な変化はみられなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

コロナ禍が収束し、実験進行がスムーズになった。
今年度はタンパク質解析が順調に進み、データ収集が順調に進んだため。

Strategy for Future Research Activity

今年度、実験研究が順調に進行したため、今後はさらに新たな関連物質の測定に進む。
そのために、測定機材を整備し、測定手法を確立していく。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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