Project/Area Number |
22K11540
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
|
Research Institution | 福井医療大学 |
Principal Investigator |
菅野 智也 福井医療大学, 保健医療学部, 講師 (20639455)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
|
Keywords | 筋力トレーニング / 筋血流制限 / 筋肥大 |
Outline of Research at the Start |
筋力トレーニング(RT)は筋力向上や筋肥大に有用な手段の一つである。近年、筋肉の血流を制限することにより代謝ストレスを引き起こし、低負荷で大きな効果が得られるRTが注目を集めている。 本研究の目的は、筋肉の血流制限下でのRT方法として、従来からRTとして用いられている等尺性収縮と等張性収縮を組み合わせた新たな方法を提案し、このRTの効果について筋肥大に関連する代謝ストレスと機械的張力の生理学的変化から明らかにすることである。これにより、効果的なRTを誰もが場所を選ばず簡単に行うことができるようになると考える。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、筋肉の血流制限下での筋力トレーニング方法として、等尺性収縮と等張性収縮を組み合わせたトレーニング方法(CRT)を提案し、この筋力トレーニングの効果について筋肥大に関連する代謝ストレスと機械的張力の生理学的変化を明らかにすることである。 2023年度は、2022年度から継続して研究計画の見直しを行い予備実験を実施した。実際に研究時に使用するレッグプレスを用いて負荷設定、回数、時間、運動スピード、そしてトレーニング時の姿勢の設定など細かい設定を繰り返しバイアスの改善と再現性の改善についてフォーカスした。また、被検者の選定条件や除外基準についても先行研究を参考に詳細な設定を行った。また、筋NIRSを貼付する位置や解析に用いる値や解析方法についても再検討した。 2024年度は、予備実験および再度見直しを行った研究プロトコールを元に研究協力者とともに一連の流れについて確認および練習をできるだけ早期に行なう。また、また研究対象者である男子大学生が夏季休暇となる8~9月に大部分の本実験を実施し、研究結果の解析を行う。また、研究結果10~12月にかけてCRTの介入効果についての研究を実施していく予定である。はじめに行なう単一の筋収縮様式を取り入れたトレーニングとCRTとの効果比較の結果については年内に論文を作成し、できるだけ早期に英文誌へ投稿する予定である。また、次年度に開催予定の学会へエントリーする予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究プロトコールにおいては、同一被検者に対し複数回の採血を実施する必要があるため、採血における人員確保と環境設定の慎重な計画立案が必要である。特に、IGF-1の測定においては外部への委託検査となるため、委託予定の業者と研究者、検体の処理を行う臨床検査技師の3者で検体の処理における手順の確認、必要物品のリストアップに時間を要した。またトレーニング時の膝関節角度および角速度を一定にする方法を模索することに時間を要した。
|
Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、早期に必要物品を購入し研究環境の準備を完了させる。研究対象である大学生が夏季休暇である8月~9月に大部分の研究を実施できるよう研究プロトコールの確立、研究協力者とのプレ実験を含めて事前準備を進める。
|