Project/Area Number |
22K11644
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59030:Physical education, and physical and health education-related
|
Research Institution | Niigata University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
森下 義隆 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 講師 (50549483)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
|
Keywords | 野球 / 打撃動作 / ジュニア / 発達 / 体育 / 質的評価 / バッティング / 子ども / 体育科教育 |
Outline of Research at the Start |
野球打撃は運動課題の中で最も難しい技術の一つである。ジュニア期に適切な技能を習得することは運動の楽しさを体験することに加え、成人した後さらに技能を洗練させることに繋がる。しかし、子どもの打撃動作の発達を定量化した研究は少なく、動作や力発揮の特徴は明らかになっていない。また、学校体育や少年野球チームにおいて子どもの運動発達を考慮した打撃動作の評価・指導が実施されていない。 そこで本研究では子どもの打撃動作のバイオメカニクス的特徴を明らかにし、ジュニア期の打撃指導において重要な着眼点を抽出する。さらに、この着眼点に基づく質的評価テストを作成し、エビデンスに基づいた打撃の評価・指導の実現を目指す。
|
Outline of Annual Research Achievements |
野球打撃は運動課題の中で最も難しい技術の一つと言われている(DeRenne 2007)。そのため、ジュニア期に適切な打撃技能を習得しておくことは、成人してからさらに技能を洗練させることに役立つと考えられる。しかしながら、ジュニア選手の打撃動作を定量的に分析した研究は少なく、動作や力発揮、それらの発達の特徴は明らかにされていない。また、これに伴って子どもに対して運動発達を考慮した打撃動作の評価・指導が実施されていないという課題がある。そこで、本研究では子どもの打撃動作のバイオメカニクス的特徴を明らかにし、子どもの打撃指導において重要な着眼点を抽出する。さらに、この着眼点に基づく質的な評価テストを作成し、エビデンスに基づいた打撃の評価・指導の実現を目指す。 当該年度では、本実験のシミュレーションとして研究代表者の研究施設に設置されている光学式モーションキャプチャシステムとフォースプレートの動作確認や実験手順の確認を行った。また、収集されるバイオメカニクスデータ(身体標認点の3次元座標および地面反力)を分析するための計算プログラムの作成と分析パラメータの選定を行った。さらに、研究代表者が所属する研究機関の倫理審査委員会に本研究の倫理申請を行い、研究実施の承認を得た。 予算の関係で実験に必要な機材の調達ができなかったため、予定していた実験を実施することができなかった。次年度以降に実験および成果発表を行っていく予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の研究施設で本実験を実施する予定であったが、直接経費が科研費申請時よりも削減されたことや精密機器の価格の高騰により必要な機材が購入できなかった。実験環境を整えることができなかったため、外部の研究機関に協力を依頼したが、被験者や研究代表者とのスケジュールを合わせることができなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
外部の研究機関と連携を図り、当該年度に予定していた本実験を実施する。 研究対象とする被験者が未成年であることから、研究の概要を被験者の保護者に分かりやすい形にして募集を行う。
|