Project/Area Number |
22K12276
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 62020:Web informatics and service informatics-related
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Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
鏑木 崇史 国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (10468861)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 生体信号処理 / 睡眠推定 / 階層ベイズモデル / 睡眠段階 / モニタリング |
Outline of Research at the Start |
本研究によって高精度な快眠モデルが確立されれば、多様なセンサから得られる信号から個人に適した快眠のパターンを抽出することが可能となる。 これは本研究課題で対象とするセンサ・有用情報に限ることなく、幅広い分野で応用が可能となる。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、主に日中の行動解析とリモートセンシングを行うためのアルゴリズム構築に注力し、研究を推進してきた。睡眠の質を向上させるためには、睡眠中の環境だけでなく、日中の行動が重要な影響を与えることが明らかになっており、これを詳細に解析することが必要である。 まず、日中の行動解析においては、被験者の日常活動を詳細にモニタリングするためのデータ収集の準備を行った。具体的には、ウェアラブルデバイスを用いて、活動量、心拍数、体温などの生体情報を収集する準備を実施した。また行動の解析にビデオカメラで撮影した動画から歩行の解析を行うアルゴリズムを提案した。次に、リモートセンシング技術を活用して、睡眠中の環境パラメータをリアルタイムでモニタリングするシステムの構築を目指した初期実験を実施した。 これらの研究活動の成果として、国内会議において2件の報告を行い、研究の進展を発表した。しかしながら、2023年度にはコロナパンデミックの影響が依然として残り、データ取得に制約が生じたため、計画していた一部の実験やデータ収集が遅延した。このため、研究費の一部が未使用のままとなった。具体的には、前年度は被験者の募集やデータ収集のための対面活動が制限されたため、今年度は対面でのデータ収集の準備にあたった。また、公開データを利用して基本アルゴリズムの構築に注力するなどの対応を行ったが、十分な成果を得るには至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度にはコロナパンデミックの影響が依然として残り、データ取得に制約が生じたため、計画していた一部の実験やデータ収集が遅延した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はデータ収集を中心に強化する。具体的には、(1)ウェアラブルデバイスやセンサーの使用を最適化し、データ収集の効率を向上させる。(2)リモートセンシング技術を活用して、非接触でのデータ収集を強化する。(3)収集したデータを基に、既存のアルゴリズムを改良し、精度を向上させる。(4)リモートセンシング技術をさらに高度化し、リアルタイムでの睡眠環境モニタリングを実現するためのシステムを構築する(5)収集したデータと改良したアルゴリズムを基に、研究成果を国際会議に投稿し、フィードバックを得ることを目指す。
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