Project/Area Number |
22K12546
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80010:Area studies-related
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Research Institution | Tohoku Fukushi University |
Principal Investigator |
生田目 学文 東北福祉大学, 総合マネジメント学部, 教授 (40347901)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石野 莞司 東北福祉大学, 総合マネジメント学部, 教授 (20259261)
桑原 真弓 東北福祉大学, 総合マネジメント学部, 教授 (20296015)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 枯れ葉剤 / ベトナム戦争 / 枯れ葉剤被害 / フィールドリサーチ |
Outline of Research at the Start |
我々が現地に出向き、ベトナム人通訳を介して半構造化インタビューを行う。①枯れ葉剤被害者の家族構成②枯れ葉剤曝露の経緯③各世代の健康被害状況④治療・リハビリ・介護の状況⑤家族構成員間の関係性⑥被害者家庭とコミュニティの関係性⑦家計収入と資産・負債の状況⑧公的・私的支援の有無と形態、などの実証分析を行う。調査は、ベトナムの中部クアンチ省ならびにコントゥム省、および南部ドンナイ省で行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
当初は、3回予定しているベトナムでの現地調査の第1回目として2022年12月から2023年1月にかけてベトナム南部ドンナイ省を訪問し、ベトナム戦争枯れ葉剤被害者およびその家族にインタビュー調査を行う予定であった。 新型コロナウイルス感染拡大による渡航の制限が緩和され、実現する計画であったが、ロシアによるウクライナ侵攻とその長期化の影響により物価が高騰し、渡航費用が当初の2倍ほどまでに上がってしまった。 研究者の間で慎重に話し合った結果、限られた予算の中で、3回の現地調査を完遂するためには、当面現地訪問を見送り、物価が落ち着くのを待つこととした。現在、ドンナイ省への訪問は2023年8月から9月にかけて実施する予定で計画中である。 したがって、2022年度においてはこれまでの研究実績(ベトナム北部のハイフォン市・タインホア省、および平和中島財団の助成(科研費採択後に獲得した1年間の助成金)により実現した2022年9月のベトナム南部のタイニン省)の調査結果の比較研究、文献調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
先述の通り、2022年12月から2023年1月にかけて予定していたベトナム南部ドンナイ省の訪問を延期したため、現地調査を年度内に行うことができなかった結果、進捗が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
当初から予定している3回の現地調査は完遂する方向で進めている。 具体的には2022年12月から2023年1月にかけて実施する予定であったドンナイ省訪問を2023年8月から9月にかけて実施し、2023年8月に実施する予定であったベトナム中部コントゥム省への訪問を2023年12月に実施する。2024年8月に実施する予定のベトナム中部クアンチ省への訪問は予定通り実施する。 研究全体の日程としては当初からすればタイトにはなるが、予定通りの研究成果を得ることができると考えている。
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