Project/Area Number |
22K12641
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80030:Gender studies-related
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
三枝 麻由美 名古屋大学, ジェンダーダイバーシティセンター, 准教授 (10359664)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 岳大 立教大学, 社会情報教育研究センター, 助教 (90909996)
川口 遼 東京都立大学, 人文科学研究科, 客員研究員 (20795942)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | ジェンダー秩序 / 理系進路選択 / 追跡調査 |
Outline of Research at the Start |
大学で理系を選択する女性は、入口時点ではジェンダー秩序に追従しない、選抜された女性であるにも関わらず、学部卒業後の進路形成の出口時点では、女性の方が男性よりも多く抜け落ちてしまうのはなぜか。この問いに対して、本研究では、1)大学の理系分野における制度や組織文化の問題、2)労働市場の制度や構造の問題という二つの可能性について検証し、ジェンダー秩序のもとでの理系進路選択メカニズムを解明する。調査方法として、難関大学の理系分野を目指す高校生、実際に進学した大学生及び卒業生を対象に追跡調査を実施し、理系への興味、職業やライフコースの希望、ジェンダー秩序の追従度合い等がどのように変容するかを考察する。
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Outline of Annual Research Achievements |
大学で理系を選択する女性は、入口時点ではジェンダー秩序に追従しない、選抜された女性であるにも関わらず、学部卒業後の出口時点では、女性の方が男性よりも多く抜け落ちてしまうのはなぜか。この問いに対して、本研究では、1)大学の理系分野における制度や組織文化の問題、2)労働市場の制度や構造の問題という二つの可能性について検証し、ジェンダー秩序のもとでの理系進路選択メカニズムを解明する。 本研究では、国立総合大学が展開している理系推進プログラムの修了生を対象とした追跡調査を実施する。 今年度は、国立大学が実施する理系推進プログラム修了生を対象に、昨年度に引き続きアンケート調査を実施した。昨年度は、アンケート調査の回答数があまり集まらなかったことを受けて、今年度は、修了生の対象範囲を拡大した結果、回答数の増大につながった。 アンケート調査でインタビュー調査への協力依頼を承諾した方々を対象に、インタビュー調査を時期を分けて実施し、合計で20件程度のインタビュー調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
アンケート調査及びインタビュー調査ともに、予定通り実施できた。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、第二回の追跡アンケート調査を実施するために、調査票の作成を行い、調査を実施する。
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