Project/Area Number |
22K13482
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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Research Institution | Kanda University of International Studies |
Principal Investigator |
叶 尤奇 神田外語大学, 外国語学部, 講師 (40851291)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 職業的アイデンティティ / キャリア発達 / キャリア満足度 / 転職意思 / ジョブ・パフォーマンス / 縦断研究 / 発達的ネットワーク |
Outline of Research at the Start |
近年、日本で働く元外国人留学生の数は増加傾向にあるものの、彼・彼女らは就職後に様々な問題に直面しており、日本社会において活躍・定着しにくいことが指摘されている。そこで、本研究の目的は、日本で働く元中国人留学生を対象とした縦断研究を通じて、彼・彼女らの「職業的アイデンティティ」と「発達的ネットワーク」の変容過程を明確にし、この両者の因果関係を解明することである。これにより、元中国人留学生が日本で長期的なキャリアを形成するための重要な手がかりを提供し、日本企業のグローバル人材マネジメント戦略の構築に寄与できると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、日本で働く中国人元留学生の「職業的アイデンティティ」と「発達的ネットワーク」の変容過程を明らかにし、その関係を解明することである。この目的を達成するために、日本で働く中国人元留学生を対象に3回の追跡調査を行い、彼らの職業的アイデンティティと発達的ネットワークの変化を時系列で追跡する。 2023年度は、上述の追跡調査の第2回のアンケート調査の実施、学会発表および論文投稿に取り組んだ。具体的には、2023年9月から11月の間にSurvey Monkeyを利用して、オンラインのアンケート調査を実施した。その結果、日本で働く中国人元留学生232名のデータを収集できた。また、対照グループとして、日本で教育を受けたことがない中国にルーツをもつ社員や中国系移民第2世代などの合計58名のデータを収集した。これらのデータを用いて、2022年度で収集した1回目のデータと比較し、1年間経過した後に、彼・彼女らの職業的アイデンティティ・ステイタスおよび発達的ネットワークがどのように変化したかについて分析を行った。 また、2022年度のデータを分析した結果、日本で教育を受けた経験があるかどうかによって、彼・彼女らの職業的アイデンティティのあり方が異なっていることが明らかになったため、これらの結果を用いて、異文化コミュニケーション学会(SIETAR JAPAN)第38回年次大会で発表した上で、Intercultural Communication Studiesに投稿し、採択された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、2022年度の第1回の調査協力者に依頼し、2回目の追跡調査に対する協力を得た。その結果、日本で働く中国人元留学生232名、日本で教育を受けたことがない中国にルーツをもつ社員や中国系移民第2世代などの58名、合計290名のデータを収集できた。現時点で、2回分の追跡調査のデータを比較分析し、英語論文を執筆している最中である。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、2023年度に回答した調査協力者を対象とし、第3回の追跡調査を行う予定である。調査協力者の減少を想定し、200名程度のデータを収集することを目標としたい。データ収集後、3回分の調査データを比較し、職業的アイデンティティと発達的ネットワークの時系列的な変化を明らかにし、両者の因果関係を検証する予定である。また、これらの研究成果を用いて、国際学会での報告および査読論文の投稿にも取り組む予定である。
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