Project/Area Number |
22K13670
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
高木 健志 東京工科大学, 医療保健学部, 講師 (40803672)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | 小児 / 扁平足 / 発達 / 足育 / 環境 / 偏平足 |
Outline of Research at the Start |
偏平足の幼児が年々増加してきている.偏平足は易疲労性・易転倒性につながり,医療費の圧迫につながる.この問題を解決するには,土踏まずが発達しやすい2~5歳の時期に介入することが重要と考えられるが,計測機器の限界により,2~5歳児の足部の形状に関する研究は進んでいない.本研究は短時間で足部と歩容の評価が可能な機器を用いて,偏平足が残存する要因を明らかにする. 具体的な研究項目は,①横断研究により2~5歳児の足部の形状と歩容の基礎的データを集積すること,②前向きコホート研究により2歳児が5歳になるまでの3年間の足部・歩容・運動習慣・生活環境を調査し,偏平足が残存する要因を検討すること,の2つである.
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Outline of Annual Research Achievements |
具体的内容 本研究では、2歳から5歳児の足部の形状と歩容の調査(横断研究)・2歳児が5歳になるまでの3年間の足部・歩容・運動習慣・生活環境の調査(前向きコホート)を行なっている。令和5年度は、1つの保育園グループ(関東近辺のグループ)にてデータ収集を行なった。150名分のデータを収集し、今年度以降もデータ収集を行う。令和5年10月には日本小児理学療法学会学術大会(北海道)で研究発表を行った。令和6年はオーストラリア(シドニー)で学会発表を行う予定である。 意義・重要性 機器の限界により、乳幼児の足部に対して十分な評価がされてこなかったことが原因の一つである。また、幼児の足の形状と歩行に関しても機器の要因により乳幼児に対して十分な評価がされてこなかった。しかし、上記機器により幼児の足部・歩様の評価が可能となり、各年齢の足部の形状と歩行の基礎的データ、偏平足が残存する児の特徴、乳幼児における足部の形状と歩容の関係を明らかにすることが可能となった。現時点で1年分の足部データが収集されており、今後、偏平足の予防に対するアプローチや足育において必要な知見となる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
保育園グループに協力してもらえることになったため、スムーズにデータ収集が行えている。当初の計画通り進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度はさらに協力施設を獲得できたため、よりスムーズになると考えられる。現在、3つの保育園グループから協力を得られている。
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