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児童・生徒の体育嫌い低減に向けたレッスンスタディ-劣等コンプレックスに着目して-

Research Project

Project/Area Number 22K13719
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
Research InstitutionYasuda Women's College

Principal Investigator

生関 文翔  安田女子短期大学, その他部局等, 講師 (40803367)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Keywords劣等コンプレックス / 体育授業 / 体育嫌い低減 / 児童・生徒の体育嫌い低減 / レッスンスタディ
Outline of Research at the Start

本研究は,「劣等コンプレックス」という概念に着目して,児童・生徒の体育嫌いの実態を明らかにし,行政と大学教員,現職教員が協働した授業研究を通して体育嫌いの低減のための方途を検討することを目的としている。体育嫌いを低減させるためには,児童・生徒の体育授業における劣等コンプレックスの実態把握と,その実態に合わせた教師の積極的なコミュニケーション,各体育領域における段階的な指導を検討する必要がある。また,日本の授業研究は,レッスン・スタディとして世界中で着目されているため,児童・生徒の劣等コンプレックスを低減させるモデルとなる体育授業の提案を国内外にも発信していくことも本研究の重要な役割としたい。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は,劣等コンプレックスという概念に着目して,体育授業における児童・生徒の体育嫌いの実態を明らかにし,体育嫌いの低減のための方途を検討することを目的としている。具体的には,以下の4点の研究課題を設定している。(1)児童・生徒の各体育領域の好意度と劣等コンプレックスの相関関係について,校種(小学校・中学校・高等学校)の差異という視点から調査する。(2)教師が体育嫌いの児童・生徒を低減させるために実施している指導方法および指導内容について調査する。(3)(1)および(2)の結果から得られた知見をもとに,児童・生徒の体育嫌いを低減させるための方途を,行政(教育委員会)・大学教員・現職教員で協働的に検討し,授業研究を実施する。(4)(3)で検討した授業研究の実施前後に行った劣等コンプレックスの変容を調査し,児童・生徒の体育嫌いを低減させるための体育授業を提案する。
今年度の研究の成果については,研究課題(2)の教師が体育嫌いの児童を低減させるために実施している指導方法および指導内容について、A県で体育授業の研究を進めている小学校教師への質問紙調査を実施した。また、A県のB中学校において生徒の劣等コンプレックスが低減できるようなダンスの単元開発を中学校3年生担任教諭とともに実施し、生徒を対象とした質問紙調査を実施した。現在は、これらのデータをもとに明らかになったことについて論文化を進めている最中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究課題の進捗状況について,研究課題(1)と研究課題(2)のデータは取り終わり、論文化を検討している最中である。2023度は自身の妊娠・出産があったため論文化まではできていない(そのため、(3)やや遅れているを選択)が、今年度までにそろえた研究データをもとに、2024年度中に論文化をしていきたい。

Strategy for Future Research Activity

2024年度における研究の研究の推進方策として,研究を進めるためにも論文化の時期を事前に決めておくようにする。そのために、自身が所属している学会の2024年度分の論文投稿締め切りを調べたところ、「日本幼少児健康教育学会」の機関誌は随時受付、年2回(3月と9月を予定)発行、「児童教育学会」の機関誌は9月末に投稿締め切り、年1回の発行、「日本教科教育学会」の機関誌は、原則として,2月,5月,8月,11月の各末日(必着)投稿締め切り、年4回の発行、「日本体育・スポーツ・健康学会」の機関誌は締め切りの記載なし、年2回程度発行、であった。予定としては、4月から8月の間に論文を完成させ、8月末提出締め切りの「日本教科教育学会」の機関誌、もしくは9月末提出締め切りの「児童教育学会」の機関誌に研究課題(1)および(2)のどちらかの論文を投稿したい。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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