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コミュニケーション・ロボットによる自学支援-小学校の単元内自由進度学習を対象に―

Research Project

Project/Area Number 22K13760
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 09070:Educational technology-related
Research InstitutionSaitama Gakuen University (2023)
Sophia University (2022)

Principal Investigator

伊藤 慎悟  埼玉学園大学, 人間学部, 講師 (10823388)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Keywords個別最適な学び / コミュニケーション・ロボット / 単元内自由進度学習 / 個別化・個性化教育 / 学習環境
Outline of Research at the Start

本研究では, 「個別最適な学び」の教育方法である単元内自由進度学習を対象として, 子どもの学習を支援する学習環境としての, コミュニケーション・ロボットの活用の可能性を検討することを目的とする。
本研究では, まず自学を中心とした学習において, 教師側が子どもに対してどのような支援を行っているのかを明らかにする。その上で, 学習環境としてのコミュニケーション・ロボットを配置し, 児童の学習特性と援助要請の関連性, 児童の学習支援に対する有効性, 教師の負担軽減の可能性について検討する。

Outline of Annual Research Achievements

令和の日本型教育においては, 「協同的な学び」と「個別最適な学び」の一体的な充実が求められている。本研究では, 「個別最適な学び」の教育方法である単元内自由進度学習を対象として, 子どもの学習を支援する学習環境としての, コミュニケーション・ロボットの活用の可能性を検討することを目的とする。
本年度は, コミュニケーションロボットを実験的に自由進度学習の学習環境として配置し, 使用状況や使いやすさについて調査を行うことを目的とした。調査研究として, 小学校の単元内自由進度学習において, 異なる機能をもたせたコミュニケーションロボットを配置した。その結果, 多人数が同時に発話している状況下での音声の聞き取りや, 児童の応答に対するプログラムについて課題は見られたものの, 学習環境として求められている役割に関しては, おおむね行うことができると評価した。また, コミュニケーションロボットとのかかわりは授業内外の時間に関わらず, 散発的に行われる。そこで, 児童のコミュニケーションロボットとのかかわりの様子を, 機械的に分析する方法について検討を行った。コミュニケーションロボットとのかかわりを自動的に記録し抽出することについては可能であった。記録データに基づき, 学習行動の分類を行えるかについては今後分析を行う予定である。これらの結果をふまえることで, コミュニケーションロボットとその他の学習環境のかかわりの違いについて検討できると考える。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

昨年度、コミュニケーション・ロボットの機能をプロトタイプとして試すということに関して、コミュニケーション・ロボットの契約が用いる機能が定まらなかったため、遅れが生じていた。今年度も昨年度の遅れにともない、調査の実施自体は行えたものの、データの分析等が遅れている状況である。

Strategy for Future Research Activity

来年度は、引き続きコミュニケーションロボットを自由進度学習の学習環境として配置し、使用状況と学力等との関連について調査を行う予定である。調査実施校は継続するが、実施時期については調整中である。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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