Project/Area Number |
22K13772
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Hamamatsu Gakuin University Junior College |
Principal Investigator |
北本 遼太 浜松学院大学短期大学部, その他部局等, 講師 (90896367)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 社会物質性 / 保育者養成 / 子育て支援 / 専門家教育 / 状況論 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、子育て支援を担う専門家としての保育者の養成のために、社会物質性アプローチに基づき、保育者養成校における子育て家庭支援に関する教育プログラムを開発し、実装し、その効果について評価・検証を行う。社会物質性アプローチを保育者養成校における子育て家庭支援の教育プログラム開発という新たな事例に適用することで,情報伝達型という従来のアプローチではなく,新しい視点から教育プログラム開発に取り組む。加えて、本研究で得られた経験的データをもとに、社会物質性アプローチに基づく介入研究の精緻化と進展を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、子育て支援を担う専門家としての保育者の養成のために、社会物質性アプローチに基づき、保育者養成校における子育て家庭支援に関する教育プログラムを開発し、実装し、その効果について評価・検証を行う。この目的に即し、「①専門家養成校の教育プログラム開発のための方法論整備」、「②地域の子育て家庭のアレンジメントの調査と介入」、「③教育プログラムの評価・検証」を設定している。 本年度の実績として、「①専門家養成校の教育プログラム開発のための方法論整備」については、2023年12月に発達心理学研究にて特集号「発達心理学における社会物質性アプローチの提案:混迷する時代において私たちはいかに新たな活動を創出できるのか?」を発刊し、その中の1論文として介入研究における社会物質性アプローチの可能性を議論する論文「アレンジメント再編成の連続的展開を追うこと:社会物質性アプローチに基づく介入研究の提案」を掲載した。 「②地域の子育て家庭のアレンジメントの調査と介入」については、学生を連れた子育て支援のNPOへの見学及びボランティアを2回行い、学生が地域の子育て資源について学ぶ機会を設けた。NPOの子育て支援担当者がゼミに参加する機会を設け、学生が地域の子育て支援の実情を学ぶ企画を実施した。また実施者によるNPOの子育て支援担当者との打ち合わせも4回行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
理論的整備については予定通りの成果であった。 しかしながら、プログラムの提案のための調査が昨年度に引き続き参加学生とNPOの日程調整が難しく、予定していた回数を達成できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度より別の大学に異動したため、その中での学生とのラポール形成を行なう。 加えて、これまで培ってきた子育て支援を行うNPOとの連携も新所属にて継続し、学生が子育て支援の実情を学び、そこにコミットする企画を進め、プログラムの開発につなげる。 また、学生自身が学校の資源を発見するワークを実施し、それにより社会物質性アプローチに基づく教育プログラムの開発につなげる。
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