Project/Area Number |
22K13819
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 10020:Educational psychology-related
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Research Institution | Teikyo Heisei University |
Principal Investigator |
脇 英彰 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 助教 (50807899)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 耳介療法 / 認知行動療法 / 睡眠の質 / 抑うつ / 学習意欲 / セルフケア / 睡眠 |
Outline of Research at the Start |
睡眠関連疾患は認知機能や精神状態にも悪影響を及ぼし、学習状況を悪化させる。耳介療法を用いたセルフケアは学生の睡眠の質、抑うつ状態、学習状況を改善させるが、「睡眠に関する認識不足」などが原因でアンケート結果が正常値まで改善しなかった。良質な睡眠について認知し、行動を変容する方法には、インターネットを使った認知行動療法(ICBT)が注目されている。本研究では、学生の睡眠・精神・学習状況を改善させる耳介療法とICBTを併用したセルフケアの有用性と持続効果を検証するため、睡眠や精神に問題を有する学生を対象としたランダム化比較試験を対照群、耳介療法群、ICBT群、耳介療法・ICBT群にて実施する。
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Outline of Annual Research Achievements |
【当該年度に実施した研究の成果】睡眠関連疾患は学生にも多く、認知機能、精神状態、学習意欲にも悪影響を及ぼす。睡眠関連疾患の治療には薬物療法と認知行動療法(CBT)が推奨され、近年ではインターネットを用いたCBT(ICBT)が用いられてきたが、効果の発現までに時間がかかること、効果の小ささなどが問題となっている。一方、耳介療法は睡眠を改善することから、ICBTの問題点を改善できる可能性がある。そのため、ICBTと耳介療法の併用が大学生の睡眠、精神、学習意欲に及ぼす影響を検証することを目的としている。 【具体的内容】軽度の不眠を有する大学生に対して、無作為に2群に割付け、2ヶ月間(介入2週間、フォローアップ1,2ヶ月)のランダム化比較試験を実施する。主要評価項目は不眠重症度尺度(ISI)とし、副次評価項目は睡眠日誌、ピッツバーグ睡眠調査票(PSQI)、眠気尺度(ESS)、睡眠意識調査(DBAS)、抑うつ病尺度(PHQ-9)、学生版ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度(UWESS)とすることで、大学生の睡眠、精神、学習意欲を評価する。耳介療法は入眠前に左の耳介に電極を貼り付け、100Hzの頻度で15分間実施する。ICBTはNECパーソナル睡眠コーチを用い、睡眠の行動を変容させる。 2022年度においては、26名を対象として、研究を実施した。2022年度においては研究対象者を増やし、各評価項目の解析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究倫理の承認、ICBTとして用いる「パーソナル睡眠コーチ」の契約が予定より遅れ、研究対象者の募集人数が少なくなったため、申請計画より若干の遅れが出ている。しかし、2023年度は授業開始と共に研究を開始する準備ができているため、遅れを改善することができる予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究対象者を引き続き募集し、昨年度に実施した研究を実施する。また、主要評価項目であるISIや副次評価項目であるPSQI、ESS、DBAS、PHQ-9、UWESSの解析を行う。その上で、関連学会等への参加・発表を積極的に行っていきたい。
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