精神科臨床における心理検査の発展的意義の解明と医療経済的評価の適正化
Project/Area Number |
22K13836
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
足立 祥 神戸大学, インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター, 助教 (30827001)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
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Keywords | レセプトデータ / 心理検査 / 精神科臨床 |
Outline of Research at the Start |
精神科臨床における重要なアウトカムは、患者の病気が治癒したり症状が軽快したりすることである。しかしながら、心理検査のこのアウトカムへの寄与についてはほとんど検討がなされていない。本研究では、日本全国規模の大規模医療データ(レセプトデータベース)を利用することにより、①心理検査を行うことは重要なアウトカムである最終的な病状軽快や死亡率軽減にどの程度寄与しているのか、②どの程度の医療経済的効果が見込まれるのか、③アウトカムに最も寄与し効率的となる心理検査の使用方法はどのようなものか、について検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本全国規模の大規模医療データ(レセプトデータベース)を利用することにより、精神科臨床における心理検査の発展的意義として、①心理検査を行うことは重要なアウトカムである最終的な病状軽快や死亡率軽減にどの程度寄与しているのか、②どの程度の医療経済的効果が見込まれるのか、③アウトカムに最も寄与し効率的となる心理検査の使用方法はどのようなものか、について明らかにすることを目的としている。 令和4年度は、厚生労働省レセプトデータベースにおけるサンプリングデータセットを利用し、心理検査の全国での実施状況、及びそれらに影響をもたらす因子を明らかにすることを目的とした予備調査を開始している。厚生労働省のレセプトデータベースの使用申請に基づき、厚生労働省担当部局と連携しながらデータベースからの各抽出項目の調整を行った。また、レセプト情報等の利用にあたってのセキュリティ要件を満たすため、研究施設の整備を行った。厚生労働省のレセプトデータベースの使用について承認を得た後、データの調整、解析用データセットを生成し、基本統計量等を明らかにしている。さらに、レセプトデータベース特別抽出を用いた本解析についても申請準備をすすめており、承認を得てデータを入手次第、解析用データセットを生成し解析を進めることが可能となっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度実施予定であった、予備調査についてのサンプリングデータセット使用申請、セキュリティ要件を満たすための研究施設の整備、計算機等の備品の準備を完了しており、予備調査を開始し解析をすすめている。また、本調査についてもレセプトデータ特別抽出利用申請の準備を行っている。利用申請についてはやや遅れているものの、データを入手次第、解析用データセットを生成し解析を進められる状態であり、おおむね順調に進展していると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
予備調査の結果について学会等で発表していくとともに、レセプトデータベース特別抽出を用いた本解析についても厚生労働省担当部局との連携を図りながら申請の準備をすすめる。データを入手次第、解析用データセットを生成し解析を進め、学会発表および学術論文等にて成果を公表していく。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)