ギャンブル依存症の重症化予防に資する「他者と共同して行うギャンブル」の効果検討
Project/Area Number |
22K13860
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | University of Human Environments |
Principal Investigator |
横光 健吾 人間環境大学, 総合心理学部, 講師 (70822154)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | ギャンブル / ギャンブル依存症 / ハーム・リダクション / 予防 / ノリ打ち |
Outline of Research at the Start |
他者と共同して行うギャンブルによるギャンブル行動の抑制効果を解明し、わが国で新しいハーム・リダクション戦略として「他者と共同して行うギャンブル」の開発を目指すことを目的とする。目的達成のため、ギャンブル行動に関連する変数を操作し、どのような条件下で他者と共同して行うギャンブルがギャンブル行動の抑制につながるかを明らかにする。 ①ヒトを対象に、他者と共同して行うギャンブルに影響を及ぼす要因の検討のため、ギャンブル歴/重症度の異なる3つの集団を対象にそれぞれ実験を積み重ねていく。 ②①の結果を踏まえて、さらに「収支差額の共有」の要因を加えて、他者と共同して行うギャンブルの有効性を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、他者の存在の影響(他者がただ隣にいること、他者と協力してギャンブルをすることなど)がギャンブル行動にどのような影響を及ぼすかを検討することを目的としている。2023年度は、3つの予備研究のうち、1つが論文公開され、もう1つが現在査読中である。また、もう1つの研究は現在もデータ収集中である。次の研究計画を整備しており、現在倫理審査を申請しているところである。次の研究計画は、病的なギャンブラーを対象とする点、ギャンブル課題を実際に使用されているスロットマシーンを用いて実施する点の2点を予備研究から変更して実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
本研究は、他者の存在の影響(他者がただ隣にいること、他者と協力してギャンブルをすることなど)がギャンブル行動にどのような影響を及ぼすかを検討することを目的としている。2023年度は、3つの予備研究のうち、1つが論文公開され、もう1つが現在査読中である。また、もう1つの研究は現在もデータ収集中である。次の研究計画も整備を進めており、現在倫理審査を申請しているところである。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、ハーム・リダクション戦略としての他者の存在の影響を検討するために、実験を実施する。また、本研究期間中に可能な限りの論文公開を進めていく。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)